日本では毎日100人もの人々が自殺している。
特に日本やロシアの自殺者が多いようだ。
先進国の中では日本は突出している。
しかも女性よりも男性が多いようである。
年代分布は30歳代から60歳代までが多くなっている。
警察庁発表のデータによると自殺理由は、
健康や家庭の問題が70%。
その多くは鬱病などの精神疾患が原因であるとも推定されている。
日本の場合は、「自死」は
「切腹」の文化とも結びついているという指摘もあるが
その真意は定かではない。
上記は、ウエブサイト上の資料と
碑文谷創さんの『「お葬式」はなぜするの?』を参考にしたデータだ。
私自身の「デス・エデュケーション」(死の教育)
への興味から読んだ本を紹介したい。
それは鷲田清一さんの『死なないでいる理由』だ。
その中から印象に残ったことは自立だ。
鷲田さんの言う「自立」とは、
「嫌いでもつきあう、もめても話しあって解決する、そんななじみのないひとともうまくやってゆけるよう、じぶんを鍛えておかなければならない」こと。
よって「自立支援」とは、
「他人に細々と助けてもらいながら、その助けてくれるひとを歓ばせて歓ぶことができる」関係である。
自立支援を謳う福祉施設で働く人たちには、本当に頭がさがる。
老人介護施設で働くということは
感情労働に従事する仕事の中でもキツイ仕事だと思う。
感情労働に従事する職務には2つのリスクがあるらしい。
1)仕事に自分を同一化しすぎて燃え尽き、感情麻痺に陥る
2)仕事としての演技を偽りのものとしてとらえ自己否定の感情に苦しむ
接客、医療、看護、カウンセリング、そして教育。
特にそれらの仕事に従事している人にとっては当てはまる話なのではないだろうか。
さて
義母は、週の半分をデイサービスに通いだした。
幼稚園のバスのような、しかし小さな軽自動車が
家の前まで向かえと送りのためにやってくる。
その光景は、まさに園バスだ。
先日も送りの車が到着してもなかなか誰も下車しないことがあった。
その理由はまだ、
自宅に帰りたくないとダダをこねている老人の男性がいたからだそうだ。
どうでもよいことだが、
その老人は元1部上場企業の役員だったそうだ。
ご自分でもそれに誇りをもっているためか常に命令口調である。
もちろん家に帰りたくないと言うことも命令口調でダダをこねている。
デイサービスの利用時間は9時から16時。
延長保育ならぬ、延長介護も可能だ。
しかし、その場合は園バスの利用ができない。
よって自分で迎えにいくことになっている。
ママチャリは、専用自転車であれば3人乗車も可能だ。
ハンドル部分と荷台部分に
二人の子どもが乗車している姿はよくみる光景だ。
しかし、今のところ介護老人との二人乗りは見たこともない。
冗談ではなく、需要はあるのではないか。
21時までの延長介護が可能だが、
迎えのバスは利用できない。
ほんの数百メートル。
でもその距離は長すぎる。
田舎のように一人一台の車を都会では所持していない。
よって自家用車がない場合は、毎回タクシー利用だ。
共働き夫婦の子育てと同様の問題が介護にも見て取れるのである。
特に日本やロシアの自殺者が多いようだ。
先進国の中では日本は突出している。
しかも女性よりも男性が多いようである。
年代分布は30歳代から60歳代までが多くなっている。
警察庁発表のデータによると自殺理由は、
健康や家庭の問題が70%。
その多くは鬱病などの精神疾患が原因であるとも推定されている。
日本の場合は、「自死」は
「切腹」の文化とも結びついているという指摘もあるが
その真意は定かではない。
上記は、ウエブサイト上の資料と
碑文谷創さんの『「お葬式」はなぜするの?』を参考にしたデータだ。
私自身の「デス・エデュケーション」(死の教育)
への興味から読んだ本を紹介したい。
それは鷲田清一さんの『死なないでいる理由』だ。
その中から印象に残ったことは自立だ。
鷲田さんの言う「自立」とは、
「嫌いでもつきあう、もめても話しあって解決する、そんななじみのないひとともうまくやってゆけるよう、じぶんを鍛えておかなければならない」こと。
よって「自立支援」とは、
「他人に細々と助けてもらいながら、その助けてくれるひとを歓ばせて歓ぶことができる」関係である。
自立支援を謳う福祉施設で働く人たちには、本当に頭がさがる。
老人介護施設で働くということは
感情労働に従事する仕事の中でもキツイ仕事だと思う。
感情労働に従事する職務には2つのリスクがあるらしい。
1)仕事に自分を同一化しすぎて燃え尽き、感情麻痺に陥る
2)仕事としての演技を偽りのものとしてとらえ自己否定の感情に苦しむ
接客、医療、看護、カウンセリング、そして教育。
特にそれらの仕事に従事している人にとっては当てはまる話なのではないだろうか。
さて
義母は、週の半分をデイサービスに通いだした。
幼稚園のバスのような、しかし小さな軽自動車が
家の前まで向かえと送りのためにやってくる。
その光景は、まさに園バスだ。
先日も送りの車が到着してもなかなか誰も下車しないことがあった。
その理由はまだ、
自宅に帰りたくないとダダをこねている老人の男性がいたからだそうだ。
どうでもよいことだが、
その老人は元1部上場企業の役員だったそうだ。
ご自分でもそれに誇りをもっているためか常に命令口調である。
もちろん家に帰りたくないと言うことも命令口調でダダをこねている。
デイサービスの利用時間は9時から16時。
延長保育ならぬ、延長介護も可能だ。
しかし、その場合は園バスの利用ができない。
よって自分で迎えにいくことになっている。
ママチャリは、専用自転車であれば3人乗車も可能だ。
ハンドル部分と荷台部分に
二人の子どもが乗車している姿はよくみる光景だ。
しかし、今のところ介護老人との二人乗りは見たこともない。
冗談ではなく、需要はあるのではないか。
21時までの延長介護が可能だが、
迎えのバスは利用できない。
ほんの数百メートル。
でもその距離は長すぎる。
田舎のように一人一台の車を都会では所持していない。
よって自家用車がない場合は、毎回タクシー利用だ。
共働き夫婦の子育てと同様の問題が介護にも見て取れるのである。