こんなタイトルにすると○さんに「アクセスカウント稼ぎ」と注意されそうだ。
今週末に神戸親和女子大学の加藤さんが現風研で発表する。
10月以降の殆どの土日が入試説明会の為に休日勤務が続く私だが、
加藤さんの発表日は偶然何も予定が入っていない。
参加するつもりである。
前回は、発表者として聴衆の皆さんにご馳走になってしまったので、
今回は聴衆として参加して、お金を払って夜の部会にも参加する予定だ。
そんな研究会で出会った明治大学の市川tの書かれた
『人気者の社会心理史』を購入して読ませて頂いた。
読後、まず感じたことは、「論文作成にはこういう手法もある」んだと言う感心だ。
週刊、月刊、女性、芸能、様々な雑誌記事をくまなく調査されている。
大宅壮一文庫を利用して、
莫大なデータを参考に論文を書かれたことが伝わってきた。
吉永小百合の「まじめさ」は、50年代的な戦後民主主義精神の具現化
山口百恵の「ホンネ志向」は従来のアイドル像に対する<反抗>
松田聖子の「タテマエ志向」は、絶対的価値基準を喪失した<シラケ>状況の産物だそうだ。
・・「{聖子は}男の『飲む、打つ、買う』を逆転させた・・」
学生時代、友人のアパートには聖子ちゃんカットの
松田聖子の大きなパネルが鎮座していた。
そのパネルの女の子の可愛さに心ひかれ、
友人に頼み込んでパネルを自宅に持ち帰ったことが思い出される。
本を読みながらも、歌詞が書かれている箇所では鼻歌を歌ってしまう私。
♪あー私の恋は
南の風に乗って走るわ
あー青い風切って
走れあの島へ
これは1980年にヒットした「青い珊瑚礁」だ。
ここで本日のタイトルの「好きだった」をご理解いただけたでしょうか?
そう、好きだったのは紛れもなく、「松田聖子」である。
小倉千加子さんが松田聖子の世界を分析している。
<風のある風景>
<色彩の氾濫>
<どこにもない場所>
<気の弱い彼>
<ママへの裏切り>
これらはまさに少女マンガの世界である。
偶像としての聖子を蒲池さんが演じ、
それを承知で聴衆も受け入れていたのであろうか?
1983年開園のディズニーランドにも関係するかもしれない。
60年代の小百合、
70年代の百恵、
80年代の聖子に匹敵するようなアイドルがなかなか出てこない。
アイドル音痴な私が思うに強いてあげれば
80年代はオニャンコクラブ
90年代はモーニング娘。
00年代はAKB48
といった人盛りアイドルが中心なのではないか。
グループで売っておいて、個人の魅力を認知してもらった後はソロデビュー。
ジャニーズの戦略でもあり、宝塚歌劇団の戦略にも似ている。
アイドルの再生産、再利用が行なわれているようにも考えられる。
手の届かないブラウン管の向こうにいたアイドルの人気が徐々に下降。
替わって身近なアイドルが出現してきている。
秋葉原のメイドカフェで癒しを満喫、
その後は、ドンキホーテ8階のAKBのコンサートに向かうのかもしれない。
*いずれにしても、忙しながらも小さな楽しさを感じている私である。
今週末に神戸親和女子大学の加藤さんが現風研で発表する。
10月以降の殆どの土日が入試説明会の為に休日勤務が続く私だが、
加藤さんの発表日は偶然何も予定が入っていない。
参加するつもりである。
前回は、発表者として聴衆の皆さんにご馳走になってしまったので、
今回は聴衆として参加して、お金を払って夜の部会にも参加する予定だ。
そんな研究会で出会った明治大学の市川tの書かれた
『人気者の社会心理史』を購入して読ませて頂いた。
読後、まず感じたことは、「論文作成にはこういう手法もある」んだと言う感心だ。
週刊、月刊、女性、芸能、様々な雑誌記事をくまなく調査されている。
大宅壮一文庫を利用して、
莫大なデータを参考に論文を書かれたことが伝わってきた。
吉永小百合の「まじめさ」は、50年代的な戦後民主主義精神の具現化
山口百恵の「ホンネ志向」は従来のアイドル像に対する<反抗>
松田聖子の「タテマエ志向」は、絶対的価値基準を喪失した<シラケ>状況の産物だそうだ。
・・「{聖子は}男の『飲む、打つ、買う』を逆転させた・・」
学生時代、友人のアパートには聖子ちゃんカットの
松田聖子の大きなパネルが鎮座していた。
そのパネルの女の子の可愛さに心ひかれ、
友人に頼み込んでパネルを自宅に持ち帰ったことが思い出される。
本を読みながらも、歌詞が書かれている箇所では鼻歌を歌ってしまう私。
♪あー私の恋は
南の風に乗って走るわ
あー青い風切って
走れあの島へ
これは1980年にヒットした「青い珊瑚礁」だ。
ここで本日のタイトルの「好きだった」をご理解いただけたでしょうか?
そう、好きだったのは紛れもなく、「松田聖子」である。
小倉千加子さんが松田聖子の世界を分析している。
<風のある風景>
<色彩の氾濫>
<どこにもない場所>
<気の弱い彼>
<ママへの裏切り>
これらはまさに少女マンガの世界である。
偶像としての聖子を蒲池さんが演じ、
それを承知で聴衆も受け入れていたのであろうか?
1983年開園のディズニーランドにも関係するかもしれない。
60年代の小百合、
70年代の百恵、
80年代の聖子に匹敵するようなアイドルがなかなか出てこない。
アイドル音痴な私が思うに強いてあげれば
80年代はオニャンコクラブ
90年代はモーニング娘。
00年代はAKB48
といった人盛りアイドルが中心なのではないか。
グループで売っておいて、個人の魅力を認知してもらった後はソロデビュー。
ジャニーズの戦略でもあり、宝塚歌劇団の戦略にも似ている。
アイドルの再生産、再利用が行なわれているようにも考えられる。
手の届かないブラウン管の向こうにいたアイドルの人気が徐々に下降。
替わって身近なアイドルが出現してきている。
秋葉原のメイドカフェで癒しを満喫、
その後は、ドンキホーテ8階のAKBのコンサートに向かうのかもしれない。
*いずれにしても、忙しながらも小さな楽しさを感じている私である。