「もったいない」
私は物を大切にして、長く所有していくタイプである。
大学の入学式用に購入したエンジ色のネクタイもまだ健在だ。
車も、すでに13年間を超えている。
十分にエコカー減税の対象車なのである。
そんな私であるが、わずか二年間使用のケイタイを機種変更してしまった。
それはIPHONE3からIPHONE4への変更である。
まだまだ絶好調な “3”の携帯電話だが、
ソフトバンクの不思議な料金システムにより仕方なく変更した次第である。
つまり、このまま、持ち続けて大事に使用するよりも
“4”に変更した方が月に約1,500円安くなるというのだ。
支出として年にして36,000円安くなることに加えて、
コンピュータの処理速度が増している。
インターネットを利用する際のスピードが増しているのだ。
ノットリからサクサクという感じである。
今後、二年間所有しなければならないという拘束は生じるが、
ゼロ円での機種変更。
ちょっと得な買い物をした気分である。
古い”3”は暫く、視界に入らない机の中に保管していくことにした。
少し大きく、重めのアイポッドとして利用することにするつもりだ。
“4”を新たに手に入れることを約一カ月前に決意した。
そして、約一カ月前に
Juwat教授からご紹介していただいた
「grove」竹製の携帯ケースをアメリカのサイトに予約注文した。
(先生が作業を手助けされた作品の1つかもしれない)
竹製ではあるが、日本のメーカーの作品ではない。
ほんのりと竹の香りがしている。
本体の金属むき出しの冷たさも消すことができた。
木製カバーとしての温かさがあるように感じる。
その作品自体の手作り感も気にいっている。
そのケータイを手にする私の姿がにケータイが醸し出すイメージにあっているかどうかは判らないが・・。
販売店では、古いケイタイから新しいケイタイへのアプリの変更や連絡先の移行等はしてもらえなかった。
恥ずかしい話だが、データ移行で2日間かかってしまった。
データが全て消えたらどうしようかという迷いながらの作業だった。
悪戦苦闘の数時間が経過。
やれやれ、問題解決である。
現在、快適に稼働中。
我に返ってよくよく考えてみると
携帯電話は所持していても殆んど電話はかかってこないし、かけることもない。
同様にメールも殆んどカエルメールだけである・・。