芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『にわかコメンティターとにわかファン』

2011-02-01 12:00:09 | Weblog

2月1日。
都内では本日から私立中学入試解禁だ。
そして本日から、
日本のプロ野球はキャンプ解禁だ。
今年の話題は早稲田大学のハンカチ王子、斎藤投手だろう。
テレビに取り上げられる球場は、来場者の多さは報道されるが、
実態として若い女性の数が少ない様に思われる。
たぶん自主トレの球場が千葉県の鎌ヶ谷市にあるという立地条件と
平日の昼間時間帯の練習という時間的な制約から
彼と同世代のファンが少ないのだと思われる。
ファンとして球場に足を運んでいるのは
いわゆる団塊の世代と言われる人々。
その中でも時間を持て余している「にわかファン」が集まっているのだろう。
彼の優秀さからか、彼のコメントはそつがない。
メディア、特にテレビ受けするような短めのインパクトのある物である。
斎藤投手にちなんで、
新しいメニューが開発されたことも話題にしてニュースに花を添えている。
北海道ではジンギスカン、本日から開始される沖縄の那覇ではソーキそば。
テレビ局が取り上げる定番の内容である。
逆に、取り上げてほしい地域やそこに点在する商店にとっては「パブリシティー」(無料でメディアに取り上げてもらうこと)である。
定番の話題が取り上げられるほどメディアはインパクトのある話題に飢えている。
さらに食べ物ネタが多いのは、撮影スタッフ(クルー)がお相伴にあずかっているのだろうとも勘ぐってしまう。
昨年、西武ライオンズに入団した大物ルーキー菊地投手は、公式戦にでることもなく低迷している様だ。デーブコーチに暴力を振るわれた被害者としてその名が登場したくらいである。
メディアにとりあげられることもなくなってしまった。
斎藤投手の活躍を祈るばかりである。

野球のキャンプインの数日前に行われたサッカーのアジア杯で日本が優勝したことを平常以上に何度もメディアがとりあげていた。
ワイドショーでも。
私はアジア杯決勝後のメディアの取り上げ方にも違和感を感じている。
決勝点をあげたFW李選手を過大にとりあげ、
韓国の国籍か、日本の国籍取得選択かを
如何に悩んだかを誇張して報道しているように思えてしまう。
また、ザッケローニ監督采配の素晴らしさを
テレビコメンテーターという肩書きのにわかサッカー通がにわかファンに向けて解説し、賞賛しながらコメントを述べている。
ザッケローニ監督を賞賛すればするほど、
岡田前監督采配を批判していると感じてしまうのは私だけだろうか。

*入試業務から開放された私は温泉につかりながら心身を休めています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする