芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『311』

2011-03-15 11:58:55 | Weblog

先週の金曜日は採点のための自由勤務日。

職場で採点をしてもよいし、

自宅で成績計算をしても良い日だった。

午前中のテレビ番組は、

コント55号の坂上二郎さんが亡くなった話をどの局も取り上げて放映。

飛行場でのインタヴューに応える

相方の欽ちゃんの映像が何度も繰り返して放映されていた。

おひょいさんにキンキンなど、

昭和9年生まれの友人のコメントが紹介されてもいた。

いつも通りワイドショーでの取り上げ方が紋切型でクドイと思いながら、

TVを観るのはさっさと切り上げ採点計算に着手した。

集中して、仕事に取り組んだので1430分には、

ほぼ80%の仕事をやり終えることが出来た。

気分転換に出かけたショッピングアーケード。

到着したのは1445分位だった。

その数分後、大きな揺れを感じた。

頭上に目をやるとなんとアーケードが横に揺れながら

ガタガタと大きな音をたて揺れていた。

今にも、アーケードの屋根に組み込まれた

明り取りのアクリル板が落ちてきそうだった。

パニック映画を見ているように

多くの人びとが悲鳴をあげながら

アーケードから離れようと走っていた。

私もその群衆の中の一人だった。

大きな地震ということしか分からなかった。

携帯電話はすぐに使用できなくなった。

ネットはつながり、東北地方で大きな地震が発生したことを

ヤフーニュースで確認できた。

道路に立っていられない大きな揺れ。

怖くなって、すぐに帰宅した。

自宅では簡易式の本棚が倒れて、

自分の部屋に入れなくなっていた。

 

職場にも宮城県の女川出身の方がいる。

実家は網元をされている。

未だに連絡がとれないそうだ。

本当に心より被災された多くの皆様にお見舞い申し上げます。

 

この数日間はテレビに釘付けだ。

テレビを見ていて気になったことを記しておきたい。

震災から2日間は民放も殆どCMを入れなかった。

今日は震災から4日が経過しているが、

民放局にCMは殆どみられない。

このような時期にCMを流すことのマイナスを考えて、

番組スポンサーになっていないのであろう。

昨日からやけに「AC」の広告が多い。

しかも、助け合いを促す暗い感じのコマーシャルばかりだ。

ん~。

地震名称が、各報道において微妙に異なっている。

「東北関東大震災」「東日本大震災」「東北・関東大地震」

「東日本巨大地震」「東日本大地震」

然るべき機関が決定すべきではないかと思うのだが・・。

これらの名称利用にも混乱の跡がうかがえる。

同様に警報・警告の色使いの違いが気になった。

津波注意報は、全局「黄色」。

津波警報は、「桃色」か「赤色」。

大津波警報は、「赤色」、「桃色」、「橙色」、

 NHKは赤と白を使用していた。

これなども、使用の際の色を統一したほうが良いのではないだろうか?

 

さらに政府や東京電力からの曖昧な発信が気にかかってしまう。

「爆発的事象があった」は、爆発したとは違うのだろうか?

「炉心溶融否定できず」は、

否定できずとはマイナスとマイナスで肯定的な表現だ。

責任不在で、あいまいな表現だ。

 

東京でもこの数日間、ガソリンスタンドには給油待ち車の長蛇の列。

スーパーやコンビニからは、パン、カップめん、

トイレットペーパーが消えている。

自宅前の米屋も昨日から店舗を閉めている。

予想以上の人々が買いだめしているようだ。

 

私は当時まだ小学生だったが

オイルショックのトイレットペーパーの買いだめを経験している。

現代において、

トイレットペーパーの買いだめは不必要ではないかとも思っている。

しかしながら、

スーパーの棚に食料品が何もないのを見るとそれはそれで心配である。

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