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『地震の余波』

2011-03-22 18:28:09 | Weblog

 東日本大地震の影響は非常に大きいものだ。

ご承知のように

死者行方不明者が2万人を超える未曾有の国難だ。

すでに、地震発生から10日以上経過したが、

まだ何らかの余震が続いている。

自分の体調が悪く

目まいがしているのか?

それとも余震なのか?

時に自信がもてなくなってしまう。

揺れを感じた後は地震の確認をするために

地震情報をネットでチェックしたり

テレビの緊急地震速報を待ったりの繰り返しである。

 

東京電力管内の都内でも

計画停電が実施されている。

その影響から

私鉄各線の本数の減少が発生。

 想像以上のラッシュが至るところで発生している。

計画停電のグループ分けされた地区は、

殆どがサラリーマンの多く住むベッドタウンだ。

電車が平常以上の混雑の発生のため通勤で疲れ、

自宅に帰ると停電というまさに悲惨な目にあっている。

都内23区内では、足立区と荒川区だけがその対象地域だ。

なぜ?

職場のUさんは平日に2回も停電になると嘆いていた。

聞いたときは笑ってしまったが、確かに不平等だ。

その他の区も平等に対象地域としたほうがよいと思うのだが・・。

なぜ多くのサラリーマンが住む新興住宅地だけが対象(標的)

とされるのかを東京電力は明確に説明するべきだと思う。

 

私の勤務校でも春期進学講習の中止と

クラブ活動の全面禁止が決定された。

毎日のこの揺れでは、

保護者や生徒も納得してくれるに違いない。

今この時もまさに地面が揺れているのだから。

このような状況の中、多くの大学が卒業式を中止にしている。

例えば慶応、早稲田、上智、明治など大規模な大学を筆頭に。

時を同じくして、

多くの人が集うことは

緊急時に大きな犠牲を生じる危険性がある。

晴れ着、袴を用意して、都内の名立たるホテルでの謝恩会を

楽しみにしている女子大生には少々気の毒であるが・・。

リスクを軽減する手立てとしては懸命な選択であろう。

同様に首都圏の高等学校でも卒業式を中止した学校は多いようだ。

立教新座高校もその中の一校のようだ。

先日、ネット上に

卒業式を中止した立教新座高校3年生へ

という学校長の言葉を目にした。

私には書けないとても素晴らしい文章だ。

 

コメント
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