あけましておめでとうございます。
このブログをご覧の皆様、
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
年末は生まれ故郷の「清水」へ行ってきました。
東名高速道路にのり車を走らせていると途中途中にある長いトンネル。
今までは前方車との車間距離や
それぞれのトンネルに設置された
オレンジ色や白色のライトに目がいっていました。
しかし、先月の中央道、笹子トンネルの天井崩落もあり
ついつい天井に目をやってしまいました。
すると所どころの内壁の色が違っていることに気づきました。
排気ガスで黒く変色したトンネル内壁を補修したと思われる新しいコンクリ。
あまりにもそのような箇所があるので
恐ろしささえ感じてしまいました。
たぶん多くのドライバーも同様のことを感じたはずです。
視線は私と同じように上。
そうです。
天井に注がれているはずです。
横ではなく上。
皆様、脇見運転にはくれぐれもご注意ください。
さて、正月の予定ですが2~3日ほどの小旅行を計画しています。
行き先は東日本大震災の被災地となった南三陸と石巻。
昨年度、生徒を引率して行った南三陸のホテルのウエブをチェックしたところ
まだまだこの時期でも予約可能の状況でした。
この年末年始に客が少ないなんて・・。
震災後の傷はまだまだ癒えないようです。
こちらの気分転換をしながらも
少しでも現地のお役に立てればという想いからの旅行です。
それは被災地南三陸への約400名の生徒研修旅行の成功と
大学での特別講義でその旅行内容の紹介が出来た事など
公私ともに南三陸ネタではお世話になったことへの返礼旅行でもあります。
私個人としては、まったく東北地方との縁はありません。
しかしながら、
東北地方は首都圏で消費される米を大量に作ってきました。
現在でも首都圏で急成長しているサイゼリア(イタリアンレストラン)のレタスは仙台の専用農場で作られています。
また東北地方からの出稼ぎ労働者たちは厳しい労働条件の建設現場で首都圏の高層ビルを作ってきました。
さらに、東北地方にある危険を伴う原子力発電所では首都圏に大量に電気を供給してきました。
東北地方に対して何かできることは?
東北地方を元気にする手だては原子力発電所の最稼動ではないはずです。
大切な事は
(1)震災を風化させないことと、
(2)現在でも仮設住宅に暮らす等困っている人が多くいる事を意識すること
現地地方議員の活躍も求められていますが、
原子力ムラ選出議員は、電力会社社員や息のかかった議員が多いという統計をみてしまう(『フクシマ論』開沼博)とそれにはあまり期待できそうにありません。
私たちが出来る事。
それは現地への旅行や現地で生産された魚介類購入など
一人一人が出来る事をしていくことが最善の策のような気がします。
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アマゾンでキンドル買いました。コストパフォーマンスが素晴らしい。