気分転換を兼ねて今、鬼怒川の地にいます。
瀬沼さんと同じO大学で非常勤講師をしている私のパートナーは国民の休日であっても月曜日は講義があるそうです。
よって私は黄色の軽自動車を鬼怒川に移送することを目的に一人でここまで車を走らせてきました。
屋根を折りたたみ、
軽のオープンカーでエンジンを5000回転にあげながらの運転でした。
車両価格30万円台の軽自動車ですが、
今まで乗ったどの自動車よりも楽しい運転気分を味わう事ができます。
特に、オープンにしてマニュアルのギアをシフトチェンジさせて行くときの感覚はスポーツカーに乗っているかのようです。
実際は公道を走れるゴーカートかもしれませんが・・。
私はそれなりの年齢に達しているので
品川ナンバーのプレートをつけたベンツ、BMW、ホルクスワーゲン、アウディ等を所有して、さっそうと温泉地に乗り込んでくるほうがカッコいいのかもしれません。
しかし、お金もありませんし、
これみよがしの「みせびらかしの消費」は性に合わないので多分ずっとこの軽自動車を大切に乗っていくのではないかと思います。
さて、私は授業中に入れ込むちょっとした雑談で必ずうけるネタがあります。
それはピンヒールネタです。
かつてフランスは下水が完備されていなく
ベルサイユ宮殿にもトイレが無かった。
街にもセーヌ川にもウンチが浮いていた。
ウンチを踏んだ事、皆さんありますか?
それを拭き取ることを考えると靴底の設置面積は出来るだけ小さい方が良いですよね。
ピンヒールを履いている卒業生が来校すると私は思います。
ウンチ踏んでも紙ですぐふけるような靴を履いてきたんだと。
本日、ハイヒールの起源を知りました。
ルネッサンス期のイタリアで始まった「チャプニー」だそうです。
木製で、表面には皮がはられたり白、赤、黄色などの色。
靴の下に取り付けられたチャプニーの高さは91センチほどの異常なものもあったそうです。(加藤英俊「余暇の社会学」)
このチャプニーは身分の高い女性ほど高いチャプニーをはいたそうです。
転ばないように外を歩くときは、自分のそばにお供を同伴しながら・・。
ウエディングドレスを着た新婦が登場する際に、一人で登場しないのはその名残りなのかもしれないとフト疑問が生じた私でした。