まだ行ったことは無いのですが、
マグロ養殖で有名になった近畿大学。
先日参加した研究会で、
その近大マグロを食べることができる大阪店と銀座店が話題にのぼりました。
近大マグロを食べることができる「近畿大学水産研究所」。
その店舗は、近畿大学とサントリーが共同で経営しているそうです。
居酒屋展開でノウハウのあるサントリーは表には出てきませんが、
大阪と東京の店舗立地やそこで提供されるメニューはサントリーとの協力無くてはできないと思ったしだいです。
さて、先日勤務先にかつていた先輩と半年ぶりで飲む機会を持つことができました。
場所はOG駅そばの居酒屋です。
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13110687/
OG駅そばには桜で有名な公園があり、当日は桜が満開。
土曜日ということもあり、花見を終えた客でその居酒屋も満員でした。
このブログに書きたいと思った理由は、
その店が昭和のかおりする店舗ということに加えて
非常にリーズナブルな価格設定ということだけではなく、
その居酒屋で働いている全員が高齢者だったことに驚かされたからです。
男性1名、女性4名。
全員が75歳以上、いや80歳くらいに思われる老人たちでした。
客は、間違いなくそこで働く人達の子や孫のような人達でした。
食べ物を片付けている時に、注文のお願いをしても断られてしまいます。
片付けは、片付け。
片付けものを洗い場にもっていくことがまず優先されていました。
注文は必ず洗い場そばにある伝票を持ってきてから注文を取っていました。
つまみが出てくるのが遅くても、とても文句など言えません。
運んでいただいて「ありがとうございます」とつい返答してしまいました。
注文時も、お客さんが多くて大変ですねの一言を言ってから注文をしました。
そうすることで、大声を出さなくても手をあげているだけで注文をとりにきてくれました。
老婆たちの働きを見ていて考えさせられました。
行政が生涯体育3.0の時代と高齢者に声かけをして
高齢者を公園に集めて太極拳をやったり、
ゲートボールをしたりすることも良いかもしれない。
しかし、高齢者の健康維持にはこのような酒場での労働もぜったいに「あり」だなと思いました。
ボケ防止にもなるでしょうし、
運動量は相当なものであり、とても寝込んだりしそうにありません。
高齢者が従業員の店は、料理の値段もすごくリーズナブルで一石二鳥でした。
さらなる効能は、ぜったいに酔いすぎないということです。
多くの働く老人を前にしてとても酩酊などできない私です。