1か月ほど前に、職場に卒業生からの電話がありました。
K君は高3年時に私のクラス。
苗字を名のられたのですが、どちらのK君ですかと返答。
当時のクラスの目立つ生徒名をあげてもらって
なんとか記憶が繋がりました。
ちなみに彼らは卒業後、5年が経過しています。
よって彼らは学卒後就職してから2年目の春を迎えようとしている学年です。
K君の話では、クラス会を行うので、ぜひとも私に出席して欲しいという依頼でした。
詳しく、口頭で確認するために一週間後に来校する日を約束しました。
しかし、しかし彼は何の連絡もなく現れませんでした。
かわらない。「やはり、手のかかる奴らだ」。
約1か月後の3月下旬に、Kと同じクラスのA君から職場に電話がありました。
内容は、今週末にクラス会をやるので参加して欲しいとの依頼でした。
えっ?
クラス会って、日時の設定について元担任の私の都合を聞くのが筋ではないかという疑問が湧いたので、詳細について私の職場のアドレスに送るように指示しました。
ところが、何日経ってもメールが送られてきません。
あの人たちはいったいどうなっているのか?と呆れてしまいました。
数日後の朝、Kの電話番号がはいったメモが職場の机上に残されていました。
しかたなく、彼と連絡をとると
やはりクラス会参加への依頼でした。
すでに、参加者数は確定していて当時の在籍数の半数ほどが出席するとの話。
参加するかどうかを迷いに迷った末に、参加することを伝えました。
理由は、私が彼らと同年齢の時にクラス会があったのですが、その数年後に高校の恩師が亡くなってしまったという私の実体験に基づいての判断からです。
実施は日曜日の夜。
場所は上野駅そばのパセラというカラオケ。
不満ばかり書いてきたので行って良かった点を最後に書いておきたいと思います。
約2時間のクラス会で級友たちとは話が尽きないと思うのですが・・。
途中でiPadを利用したビンゴ大会がありました。
図書券、クオカード、イヤホン・。
準備が大変だったと思うのですが・・。
元担任からのスピーチの時間やそれぞれの参加者が語る時間もありませんでした。
私としてはそれがなかったので、席を移動しながら聞いて回った次第です。
クラス会なのにビンゴ大会は彼らにとって普通なのか?という疑問。
他のクラス会の状況についても職場の同僚に聞いてみたいと思います。
大学を卒業してから、専門学校で言語聴覚の勉強をしている者。
学卒後、1年間アルバイトでお金を貯めて、今春そのお金で大学院で学びを継続する者。
ずっと単位がとれなくて未だに学部生をやっている者。
大手企業に就職して、入寮して今年から本格的に大きな仕事をする者。
ネイルサロンで働いている者。
その他、勤務時間外や休日にも仕事をしている多数の者たち。
たくましく生きている彼らを頼もしくも思った私でした。
10年後に会おうと言って帰宅した私でした。