9月5日より勤務する高校の後期が本格的に再開されました。
1日から開始ではないのは、
シンガポール、オーストラリア、サンフランシスコなどへの短期研修旅行が9月に跨って実施されているからです。
さて、先週は所属している日本広報学会の研究大会が東京大学で実施されました。
まだ後期が始まっていない大学も多く、全国の大学から多くの先生方が出席されていました。
2日間実施される研究大会に行きたかったのですが、勤務を休んで授業を自習にして参加するわけにもいかないので懇親会のみ参加させていただきました。
実は、学会の研究会として毎月1回行われている大学広報研究会のポスター発表担当を依頼されていたのですが・・・。全てをお断りしての懇親会のみの参加となりました。
懇親会は東大の医学部研究棟13階にあるイタリアンレストランのカポペリカーノで行われました。
初めて、東大での飲食。
味はともかくも(普通のイタリアンの家庭料理)、
スカイツリーが目の前に見えるなど景色は申し分ないものでした。
平日はなかなか予約が取れないお店のようです。
ぜひとも、一度行ってみてはいかがでしょうか。
当日は、大学院在学中にお世話になった猪狩先生とお話をすることができました。今夏に、腹部の手術をされたこと、この学会参加が退院後の初めての外出であることなどをお話をうかがいました。猛暑に入院できて快適だったと満面の笑顔で話させてもいました。
翌日は、東経大で渡辺潤編『レジャースタディーズ』の合評会が実施されました。4章の「仕事」というパートを担当した私は勤務校の終礼と掃除点検終了後に会場にかけつけました。
私の章を担当された浮田千枝子先生(余暇ツーリズム学会)からはレジャーを考える上で労働時間の分析は大切であること、日本の労働時間の短縮は難しいことなどをお話いただきました。
疑問点については、年俸制、残業代についての記述に疑問を感じる部分があることもご指摘いただきました。合評会後に直接、お話できる機会がなかったのでメールなどで今後、詳細を伺うつもりです。
『レジャースタディーズ』(世界思想社)は7月末に出版されました。
実は、勤務校の理事長先生に拙書として謹呈させていただきました。
この何年もお話する機会もないのですが、私が商業担当から英語担当にかわる際に多大なる支援をしていただいた先生です。
理事長先生は元立教大学で心理学を教えていらっしゃったという経歴をもつ研究者だった方です。当時、英字新聞を教材として、直接英語指導をしていただくなど本当にお世話になり感謝している経営者の方です。
このような本をお渡しするのは学内政治?に巻き込まれるようで躊躇する部分もあったのですが・・。
そんなこととは関係なく、
『レジャースタディーズ』を私が手にした時に、勤務させていただきそれなりのお給料をいただけているので学びを継続できている結果としての本だということを実感しました。
それを考えると勤務先の長である理事長先生に感謝の気持ちをぜひとも伝えたくなり、手紙を添えて献本させていただいたしだいです。