夏休みが近づいています。
7月も半ばを過ぎると大学のオープンキャンパスが一気に実施されます。
夏のオープンキャンパスにどれだけ受験生予備軍をどれだけ集客できるかに大学は躍起です。
ある有名大学は大金をかけて、
大手広告代理店とタッグを組んでオープンキャンパスをプロデュースしているそうです。
大金を投じても、それが受験生増加ということで回収ができればいいのです。
ですからとにかく大学に見学にきた人の心を鷲掴みにする企画満載のようです。
オープンキャンパスというイベントを手助けする学生も事前に徹底的に教育する大学もあると聞いています。
具体的には、ディズニーランドで働いているキャストのように笑顔満載で楽しい学生生活を語らせるそうです。
オープンキャンパスに受験生の足を向けさせるためには、
それより前に大規模会場で実施される合同の大学説明会で如何に受験生の心を掴むかも重要となります。
例えば、
土、日を中心に全国の主要都市のいずれかのイベント会場で説明会が実施されています。
例えば、それらの中でも多くの集客があるのが7月22日、23日に東京ビックサイトで実施される夢ナビです。
東京会場では202大学が参加し、
384の実際の大学の講義が実施されます。
講義をする先生方も若手の話のうまい、
そして受験生の心をつかめるような先生方が各大学から派遣されているそうです。
受験生の会場への入場料金はもちろん無料です。
よってこれはあくまで予想ですが、
国立大学の出展料は無料。
多くの大学は使用するテーブル数で出展料が課されるシステムになっているのではないかと予想されます。
つまり会場借用費等などは各大学の出展料でまかなうというのはすごく当然ですが・・。
受験生のリテラシーとして
そのようなカラクリ?システムを知ったうえで夢ナビ等に行くことが必要かもしれません。
そうでないと多くの受験生相談テーブルを出している大学や多くのライブ授業担当者を出している大学を「勢いのある良い大学」だと見誤るかもしれないからです。
良い悪いは別として、日本で一番受験生を集めている「近畿大学」のオープンキャンパスを見学してみたいと思います。