指定校対象学校説明会
先日小田急線沿線のS学園の指定校学校説明会に行ってきました。
昨年までの受験生や入学生の実績もあり勤務校は今年も指定校になったのです。
今回は指定校だけを集めた説明会に参加。
結果として、久々にこんな説明会なら要らないと本心から思いました。
学長の説明が約10分。
(説明がヘタクソ。)
副学長の説明が約20分。
(内容に対して話が長い)
入試担当の話が約15分。
30度の暑い日差しの中、約1時間もかけて大学に行っているのに・・。
学長、副学長の話は時間が充てがわれたから話したような内容。
入試課の職員の話も配布文書に書かれている内容の確認程度。
忙しい中、訪問しているのに・・。
キャリア教育という話があり、
S学園大学の学生は鍛えられているので企業採用者からの評判が良いという話。
しかしながら、キャリア科目を担当している教授のパワポの使い方やその内容は企業では使い物にならないのではないかと感じたのは私だけではなかったはずです。
暑い中訪問しているのに、ペットボトルのお茶は冷たくない状態。
きめ細やかな指導をしているそうですが、
当日の説明会対応において配慮に欠けています。
そもそも、学生募集対策で実施される広報戦略に間違いがありすぎるのです。
わざわざ、大学の先生方が高校を訪問して、
大学の良さをアッピールしていくことも不必要。
これも連日のように多くの大学が高校訪問されますが、本当に迷惑なのです。
大学からの来客対応するための当番表が作成。
せっかく、授業の準備に充てるつもりだった貴重な時間が取られてしまうのです。
高校教員対象の説明会も基本的にはいりません。
主に6月を中心に大きなホテルの会場を貸し切ったり、大学で実施されたりする説明会は連日のように実施されるのです。
しかも、実施曜日も教授会実施日に合わせて行うなどしているので複数大学の説明会が同時刻に実施されているのです。
そもそも参加しても、そこから得られる新たな情報は殆んどないのです。
慣例で、そのような説明会をやっているとしか思えません。
しかしながら今年の傾向として、
そのような説明会を大手の大学は土曜に実施したことは高校の教員が出張しやすい曜日設定でした。
明治、中央などが土曜日に実施。
上智大学はなんと日曜日の午後の実施でした。
礼拝が終わってからの設定とされたことが推測できます。
参加する側の教員としてはありがたいという声も聞かれました。
でも、冷静に考えれば日曜日まで仕事とはなんともブラックな説明会というようにも考えられるとも思います。
情報化社会なのですから
質問があれば、ネットを利用してできることは多々あると思うのですが・。
慣例に従って実施しているとしか思えない入試イベントの数々。
皆さんはどう思われますか?