獣医師の数は下記のようにこの近年それほど変化していないようです。
2004年31,333
2006年35,818
2008年35,028
それに対して動物病院は毎年200院ほど増加しているようです。
2011年 10551 +201
2012年 10741 +190
2013年 11032 +291
2014年 11259 +227
岡山理科大学の獣医学部増設問題は「総理の意向という忖度」もあり、
問題はすぐには解決しないようです。
今後、以下の歯科医師や薬剤師のように過剰になっていくのではないかと思います。
1990年74028
2000年90857
2010年101576
ちなみに
薬剤師は
1990年150627
2000年217477
2010年276 517
現在でも日曜診療の動物病院はあちらこちらで見られます。
今後は診療時間がセブンイレブンのようになっていくのかもしれません。
ペットを飼っている身の私としては有り難いのですが、
労働者としてはたいへんです。
医療問題をもう一つ加えると
1994年から2014年までの医師の専門分野の推移ですが
たいへんな仕事ほど減っているというのが私の第一印象です。
外科は20%の減少
小児科も10%の減少
対して増加しているのは
精神科58%の増加です。
ストレス社会ですから精神科は金になると思いますが、
外科が少ないのは問題だと思うのですが・・。
最後におまけに
「夫婦は同じ墓に入るべきである」という考えについて
第一生命経済研究所の2005年の調査では
そう思う 男性は42.2% どちらかと言えばそう思う29.4%
そう思う 女性は29.4% どちらかと言えばそう思う33.8%
この調査結果についてベトナム人の女性に聞いたところ驚かれました。
その理由はベトナムでは夫婦であっても個別であり、別々の墓だそうです。
日本の場合は「◯◯家の墓」というように家族を中心とした墓であり、
ベトナムの場合は個人の墓。
個別の墓の方が個の尊厳ということでは良いようにも感じられますが、
日本の大都市東京では土地がないので、
今までの家形式でまとめて骨壺を墓に内蔵しておく方が土地活用としてもベターなのかもしれません。
あるいは、大都市の機械化された霊園のように識別番号を入力すると該当する位牌が出てくるような故(人)の対応しかないのかもしれません。
職場の側に「散骨8万円」の看板が設置されています。
それでも、良いのかもしれないと思う人が増加している気がします。