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『西湖での勉強合宿は最高か?』

2018-05-15 07:07:07 | Weblog

寒暖の差が激しい日が続きました。

そのまさに、先週の寒い日に進学合宿が実施されたのです。

気温は一桁台の極寒。

さらに一泊2日の合宿中、ずっと雨でした。

合宿場所は西湖そばの「光風閣くわるび」という宿舎。

450名を収容できる大教室、大食堂、体育館、教室、グラウンド、バーベキュースペース等が完備された学校の寮、学生対象のセミナーハウスという宿舎を利用しました。

 

今回は「光風閣くわるび」でしたが、かつては「富士緑の休暇村」を利用したこともあります。

宿舎である「くわるび」は中・高受験を専門とする都内の大手学習塾の所有物であるとも聞いています。

塾と都内私立校との良好な関係維持も目的に、この宿舎を使用している学校もあると聞いています。

余談ですが、その大手学習塾は傘下に旅行代理店ももっています。

 

さて、これらの学習を目的とした施設は、4月から5月にかけてはフレッシュマンキャンプ、そして7月から8月にかけては進学合宿やクラブ合宿を目的に多くの大学や高校、そして塾が利用しているようです。

戦後から70年代までの高度経済成長期、そして80年代。

富士五胡周辺や、軽井沢周辺、そして箱根周辺に学寮を有した学校は多いと思われます。

実は私の勤務校も軽井沢に寮とテニスコートを有していました。

JRの駅から歩ける場所にありましたので比較的利便性もよく、使用しやすい寮でした。

テニス用にハードコートが3面。

クラブハウスまであるような立派な建物。

しかし、経済の停滞とともに多くの大学や高校は気がついたと思います。

利用頻度に比べて、コストがかかりすぎるということを。

夏の一か月とその他で捻出した一か月程度の利用しかできない。

寮(セミナーハウス)の管理人を複数名雇用しなければならなかったのです。

それは、まさに「所有」から「使用」への流れ。

「使用」のニーズで生まれたのが今回利用した「くわるび」のような施設だと思われます。

 

今回も生徒は勉強につぐ、勉強を強いられていました。

これでやる気になってくれれば良いのですが・・。

勉強以外では、飯盒炊爨。

カレーを作りました。

火の付け方や料理の仕方が分からない生徒が多数のため、悪戦苦闘しながらのカレー作り。

かなり焦げてしまっているご飯、水分量を間違えてのドロドロの濃い味のカレー。

悪戦苦闘でした。

カレー作りの想い出は一食2,200円也。

都内高級ホテルでカレーが食べられそうです。

富士五湖周辺の素晴らしい景色と澄んだ空気の中での飯盒炊爨体験。

値段が高いと感じるか、どうかの判断は皆様に委ねたいと思います。

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