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関東直撃の『台風』に思う

2019-10-15 07:07:07 | Weblog

久しぶりに大きな台風が関東を直撃。

数週間前の反省もあり計画運行が事前に公表。

前日から公共交通も動かなくなることが公表されました。

私の勤務校もその発表に合わせて休校がネットを利用して保護者と生徒に発表しました。

当初の予定では当日は年休を取得して勉強会に出席する予つもりでした。

それは三冊の書評会。

『趣味とジェンダー』

『女子のたしなみと日本近代』

『ライブカルチャーの教科書』

出席を心待ちにしていたのですが、その企画は台風のために延期となった次第です。

残念。

 

昨日の終礼での高校生たちに向けた私の一言。

私が子どもの頃、今から50年ほど前。

天気予報はありましたが、現在と比較するとその予報の精度はそれ程高いものではありません。

当時の子どもたちは「てるてる坊主」を作ることで天気を晴れにするという願いをかなえることができるかもしれないと信じていたのかもしれません。

白い花紙にサインペンで目を入れて「てるてる坊主」を作り、それを逆さまにしてそれを軒下にかけたものです。

しかしながら、今ではそんなことを信じる小学生はいないのでしょう。

天気予報の精度が非常に高いのですから。

子どもの時、台風の雨量が多い時には、雨戸をしめて玄関の下駄箱を一段高い廊下へ移動する手伝いをするのも子どもたちの仕事でした。

また、大雨の日には下水も溢れて自宅まで逆流して来ることもたびたび。

そうなると決まって汲み取り式の和風トイレの肥溜めは水で一杯になってしまいました。

和便器から下を覗き込むと、すぐそこは入り込んだ下水と混じった汚水。

そのままで翌朝、用をたすとお尻に汚水が跳ね返ってきたものです。

その現象を「お釣りが返ってくる」との表現をしていました。

子供心に、それが嫌でたまりませんでした。

朝、大の用をたす時には新聞紙を一枚持ってトイレに行き、すぐそこまで来ている汚水の表面に新聞紙を敷いて用を足しました。

現代の健康診断において大便を摂取するやり方とほぼ同じです。

放課後になると、肥溜めにいっぱい溜まった汚水を汲み上げに必ず自宅にバキュームカーが来ていました。

両親が共働きで自宅にいなかったので、バキュームカーの対応は私の仕事。

バキュームカーのホースを自宅便所外の小さなマンホールから汲み上げても、一部肥溜めにこびりついているウンチがありました。

そのような場合には自宅内の便器から、肥溜め内のウンチめがけて内にバケツに入れた水をかけるのが小学生の私の仕事でした。

今は、ほぼどのお宅のトイレも水洗トイレです。

私の経験を理解して頷いていただける方も少ないかもしれません。

コメント
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