先日、知人から横浜アリーナで行われた研究発表実演会の招待チケットを頂きました。
大学職員でも一人3枚しか手に入れることができないというプラチナチケット。
パートナーの誘いもあり、初めての体育大学の発表会見学体験となりました。
プログラムでは17時開演で20時終演となっていましたが、
実際は17時30分開演で20時30分終演。
時間通りに事が進むかと思っていましたが、体育大ゆえに少々意外でもありました。
感想
・理事長の松波健四郎さんの挨拶は、元国会議員ということもあり政治家の演説のようでした。
・学長の具志堅浩司さんの原稿なしで、すらすらと語られる滑らかなスピーチに感動しました。
・全ての学生さんたちが楽しそうにスポーツをしていることに感動しました。
というのも私は運動音痴であり、スポーツをすることは好きではないからです。
・人の肩の上に人が乗り、さらにその人の肩の上に人が乗る。
まるで曲芸をしているようなチアリーダーには驚かされました。
・10メートル以上の長いサテン生地を転がる金色のリングに巨大クラゲが宙を優雅に泳ぐように高く上げられた円型の巨大なサテン生地。
新体操は大きなリングと布を使用して巧みな演技を見せていただきました。
・レスリングと相撲部も参加して、その練習風景を披露していました。
中でも相撲部のぶつかり稽古やマットに投げつけられた音は力強い音。
170キロクラスの力士がぶつかりあうのですから、その迫力に圧倒されっぱなしです。
・2020出場を目指して、ハンドボール部に再入部した宮崎選手。社会人チームでの出場機会が少なくなり、大学に再入学されたそうです。
彼のテクニカルなシュートは他の学生選手とは比べ物にならないものでした。
・「集団行動」は100人以上が魚群のような統制のとれた素早い動きで曲がったり、止まったり、すれ違ったりする行進パフォーマンスです。
その演技を見ていて、相当の練習を積んでいることを想像しました。
その行為が軍隊の行進のようでもあり、怖さも感じましたが、機械仕掛けのような学生の集団パフォーマンスに驚かずにはいられませんでした。
・「エッサッサ」は1926年東日本相撲選手権大会において自校を応援するめに創案されたパフォーマンスだそうです。
体中が真っ赤になるくらいに気合を入れてのパフォーマンスは圧巻でした。
・パラリンピック選手の紹介もありました。
片足の無い男子学生、両足に義足を装着している女子学生がかなり速いスピードで走り抜けていきました。
その時ばかりは、会場は静まり返り、走り始めると会場が一つになって応援がなされていました。
全体を通じてもたいへん興味深い体験ができました。