女優沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持していたことで逮捕された。
ワイドショーでは芸能界復帰は可能かどうかを話題に野次馬のコメンテイターたちが議論しているようです。
禊が終わり、沢尻エリカに今後も女優としての価値があれば仕事の依頼が来るという話だろうと思います。
もっとも合成麻薬だけに製薬会社のC Mは来ることはないでしょうが。
彼女は30歳を過ぎていても「成熟できていない」というのが私の感想です。
お金のある彼女は、合成麻薬を使用することで仕事の辛さや日常から快楽の世界に逃げているのかもしれません。
さて、同じように10代の若者たちの中にも「成熟できていない」若者が多くいます。
成熟できていないことから発するモヤモヤ感から脱するために現状から逃げることを試みている若者たちもいるようです。
お金はないので薬を使用しての現実逃避は見られませんが、
学校に在学していれば、学校を退学するという選択。
あるいは不登校になって、家の自分の部屋にいるという選択。
うるさい親が寝静まってから、静かな夜に行動を開始するという選択。
昔の子どもたちにはひとりで使用できる子供部屋はありませんでしたし、専業主婦の母も含めて、誰かしらの大人が自宅にいて家に留まりづらい環境でした。
さらに冷凍庫に電子レンジもなかったので、簡単に食べ物が手に入る環境にもありませんでした。
しかしながら、現在では子どもそれぞれに専用の部屋が割りあてられ両親共にフルタイムの共働きの両親も日中は家にいないので家には確実に居やすくなっていると思います。
加えて、かつてであれば自宅にいてもすることもなく飽きてしまったと思われますが、今ではインターネットを通じて同じように自宅に篭っている同士とも容易に繋がることも可能ですし、そうすることで会話に不自由することもないのです。
もちろん、学校に行けない、または学校に行かない生徒だけがS N Sで繋がっているわけではありません。
学校に通学している生徒も同様にS N Sの利用で、そのリアルな人的関係の確認をしています。
クラス内で発生する問題には、すぐにその賛否についての2つのグループができたりするようです。
そのような時に風見鶏的に両方のグループに所属していてバッシングを受ける生徒。
その両方からグループに入れてもらえない(無視される)ことも発生しているようです。
うざい親やうざい教師と繋がらないことを求めてS N Sなどに逃避。
その逃避先で問題が発生して、うざい教師から取り調べを受ける構図は何とも不思議です。