「庭」がないのに「家庭」という。
これはレジャーの専門家S先生の言葉です。
居住地に庭が無くても、郊外の避暑地に庭や畑のある別荘を持つことが諸外国ではあるようです。
例えば以下の3か国には、多少の違いはありますがログハウスに併設された畑で農作業を楽しむことができます。
・ドイツには「クラインガルテン」
・ロシアには「ダーチャ」
・台湾には「リゾート農場」
現在、埼玉県に庭付きの空き家を有している私。
いっそのこと家を自分で手直しをして「クラインガーデン」として週末に利用しようかなと思ってもいます。
私もある程度の年齢になったので、歩いて行ける場所に生活に必要な食料品店、飲食店、そして病院があることの便利さとありがたさも痛感するようになりました。
最近では車を運転することも面倒に感じるようになり始めたので。
となると、郊外の住宅地での定住はそう簡単ではなさそうです。
さて、話は変わりますがコロナ禍の影響で身近な商店街の店舗が変化しています。
例えば、駅前にあった居酒屋ワタミの「和民」と「鳥メロ」が閉店しました。
現在は両店舗とも空きになっています。
ニュースによるといずれはコロナ禍に対応した焼肉屋に転換(回転ずしのようなレーンを利用して無人で焼き肉が運ばれてくる)していくそうです。
歓送迎会や仕事が終わってからの会食の減少の影響を飲食店はもろにうけています。
近所にあった寿司屋が2店舗ほぼ同時期に閉業しました。
逆に開店したのは持ち帰り専門の海鮮丼店。
「寿司屋が始めた海鮮丼店」がキャッチコピー。
全品550円と手頃なので、お客がとぎれることはありません。
リーズナブルなテイクアウトか、風通しのよさそうな換気のよいレストランは繁盛しているようです。
イタリアンバルは空き店舗に代わって次々と開店しています。
店舗への入りやすさ、リーズナブルな食事、気取らずに食べていけるところが魅力のようです。
その他の傾向として最近商店街で増えているのが中古衣料品店です。
子供用の衣料品をあわせると5店舗近所に中古衣料品専門店があります。
確かに中古品の活用は、捨てるよりエコではあります。
しかし、その分新品が売れない原因ともなるわけです。
衣料品メーカーで大幅なリストラが行われるということを併せて考えると複雑な問題です。
ところで以前ブログで紹介した昭和をテーマとした喫茶店は最近つぶれてしまいました。
その店舗はハラミステーキ店に転換。
今のところ客はそれなりに入っているようです。
不思議なのは、その店舗は二毛作。
夜9時以降はガールズバーに!
機会があったら行ってみたいと思います。