非常事態宣言も解除されたこともあり子ども夫婦と自宅そばにある焼き肉店「ニクアザブ」
それは都内に5,6件の店舗展開している焼き肉店です。
味はともあれ、非常に勉強になったことが多かったので書き留めておこうと思います。
・メニュー
単品メニューはあるのですが、100%近くの客が注文するのは13種類の肉を食する3300円のコースメニューでした。
単品自体の単価が高いので、単品でコースに入っていないモノを加えるパターンのようです。
・特色
肉に添えられたソースは6種類プラス焼き肉を浸して食べる出汁。
すべての肉は従業員が焼いてお客に提供するスタイル。
食べごろ、焼き加減を熟知した店員であればこその技に加えて、一品一品ごとに説明を加えます。
例えば、これは朝、絞めて山梨県から持ってきた新鮮な鶏肉です。
赤いケチャップをベースとしたソースを付けてお召し上がりください。
ゼンマイは通常黒いのですが、手間を加えて白くしています。
新鮮でそのままでも食べることができますが、出汁につけてお召し上がりください。
豚肉、鶏肉、牛肉、そして内臓も含めての13種類。
原価はそれほど高くはないはずです。
いくぶん固い赤身肉もそれ用に用意した6色のソースからの指定と従業員からの「語り」が加わることで美味しく感じるから不思議です。
きっと用意された全ての肉を自分で焼いても美味しくないかもしれません。
食事の締めは、脂ののった焼き立ての肉を寿司ネタにしてそれを卵の黄身にくぐらせて食べて終了。
それはまさに1時間半のコース料理を食するショーでした。
誕生日には肉ケーキを注文することも可能なようです。
店舗の照明が一斉に消灯されて、ロウソクに火のともった肉ケーキが運ばれてきてもいました。
同行した子ども夫婦は美味しかったと感動していました。
代金支払いは私なのですから、そうとしか返答できないかもしれませんが・。