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『推薦入試の指導について』

2023-10-24 07:07:07 | Weblog

年々入試が早まっています。

今年は6月1日からは専門学校入試が解禁。

国公立私立大学、殆どの大学で推薦入試が9月1日から始まりました。

ご承知のように推薦入試には3つの形式があります。

(1)指定校制(指定校推薦)

ほぼ、出願すれば100%合格可能です。

ただ、合格実績により、在籍高校が指定校であるかどうかは大学側が決めていますが。

(2) 学校推薦型選抜の公募制(公募推薦)

校長印、学校の公印が必要な入試です。

指定校のように合格の保証は無い入試です。

(3) 総合型選抜(旧AO入試)

自分が如何にすごいかを売り込む入試です。

 

私の勤務校では全ての推薦入試受験希望者を全教員に割り当てての志望理由書作成や面接指導等を行っています。

私見ですが、少子化の影響でどんなに志願者が減ってきても、大学は「入試」という体裁にこだわっているようです。

出願要件として課題提出が科されることが増えています。

 

今年度私が担当している生徒はT海大学とN体育大学志望の生徒です。

T海大学の場合

「日本がめざす多文化共生、人権とマイノリティ、紛争と環境破壊、アイデンティティの多様性、貧困と格差」から1つを選び、SDGsの複数の目標と関連させながら、その課題の解決に向けてあなたの身のまわりや社会で行われてきた取り組みについて1600字以上で作成して提出しなさいというのが1次選考の課題。

2次選考では上記課題を10分間でプレゼン+質疑応答(5分)+面接(10分)

 これは大学のゼミ発表を想定したような探求的なる入試です。

どんなに普通の授業で通信簿の点数が良い生徒であっても、このような調べ学習に皆が慣れているわけではありません。

助けを求めてくる生徒に対して、それに応える教師との図式です。

よって平常の仕事に加えての仕事が増えるこの時期なのです。

 

・N体育大学の場合

『現在、教員や保育士の不足がしばしば報道されています。その不足の状況と、それによってどのような問題が生じるのかを調べてまとめてください。さらに、教員や保育士を増やすための手立てを考え、自分なりの複数のアイデアを具体的に説明してください。』

上記課題を、4枚から6枚までの用紙に手書きで書いたA4資料をもとに10分でプレゼンする入試です。

問題点についての対策案はネット上にかかれていますが、それでは当たり前すぎる。

とにかく独自性を出しなさいと受験生に助言する私です。

本日の助言はバイトで流行している時間単位での穴埋め仕事をする「タイミー先生」はどうだろうか?と助言する私でした。

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