銀行にお金を預けていても殆んど利息がつきません。
定期預金にしても0.002%の時代。
低金利時代ゆえに積み立てNISAを初め、これからは個人投資の時代だというニュース記事が多くなってきました。
一般大衆、庶民へ投資を促すようなニュースが増えてきていることを感じます。
それを証明するように日経平均株価が40000円を突破しました。
流行り事、流行には流されないぞと日頃から思っている私です。
〇〇が儲かるとニュースになる前に、お金持ちは既に利益を手にして退散しているはず。
ニュースにのった庶民がバカをみる(損をする)のが常。
そんな私ですが、人生で一度くらい株の取の引きを経験してみようかと思いました。
その理由は還暦で会社を退職した友人の言葉。
「自分が働かなくても株が働いてくれている」というカッコいい言葉でした。
独り身で若いころから40年間、ずっと投資を経験してきた彼ならば可能かと思われます。
投資をしてみよう。
銘柄を何にしようかと悩んだ私。
近場の流行っているスーパー「サミット」を調べたところ、その経営は住友商事。
SUMITomoのローマ字表記から「サミット」となっていることを初めて知りました。
住友商事の一株の株価は約3500円です。
基本的には100株単位での取引になるので投資金額は35万円。
ゼロになっても構わないようなポケットマネーとして35万投資することには躊躇してしまう私です。
日々の株価の変化を見ていて気づいたことがあります。
1日で何百円も上がったり、或いは下がったすることは殆どまれなことです。
1円単位から、良くても何十円かの株価上昇と下降。
それなりの安定した企業の一般的な一株の株価は1,000円から6,000円位が多いようです。
とするならば、100株が売買単位とすると株式の購入金額は10万円から60万円成り。
仮に1株5円上がった場合でも500円から3000円の利益にしかならないのです。
月に何万円かの利益を得て年金の足しにしたいなどという邪まな欲をもつ場合には何千万円かの投資をしないとその利益が得られないことが改めてわかりました。
投資「とうし」しようか、「どうし」ようか?
先日、自己責任として捨てても良い程度のお金を投資してみました。
投資金額よりも少しだけプラスになって喜んでいる私ですが、絶対にそれにのめり込むことは無いことを確信した私です。