一ヶ月前に定年退職された1年先輩と福島県の白川にある「とら食堂」にいってきました。
「とら食堂」は白川ラーメン発祥の店です。
訪問日はGW中ということもあり「とら食堂」を目指して鬼怒川温泉を8時30分に出発。
渋滞している高速道路はあえて避けて一般道を選択しました。
渋滞もなく、約2時間ほどで福島県の「白川」に到着しました。
開店は11時。到着は10時30分。
駐車場にも空きがあり、ラッキーと思ったのですが・・。
店先で「整理券」を発行しており、それには「66番」と印字されていました。
店員さんから66番は14時30分位に呼ばれるとの説明がありました。
「えっ?」、ラーメン一杯食べるのに4時間待ちとは。
ちなみに、「1番」の人は6時30分から並んだとの話を耳にしました。
「白川」の田んぼの真ん中にあるようなラーメン屋さん。
その場所で4時間待つこともできそうにないので、急遽観光地を検索。
向かったのは「小峰城跡」です。
駐車場も三重櫓への入場も無料でした。
急な木造の階段のある三重櫓の最上階から見る景色は格別でした。
これで約1時間を要しました。
次に向かったのは「南湖公園」です。
ここは湖でボートを漕ぐ人々や湖畔にある飲食店を利用する観光客でごったがえしていました。
ここでは駐車スペースが見当たらないので車窓からの見学で終了。
現地からそのままラーメン屋に向かい到着したのが13時30分でした。
その時点で、電光掲示板は「45番」。
あと、約1時間待たねばならならない私たち。
そこで、「とら食堂」の近隣にある「五箇食農工房 ことら」を訪問しました。
そこでは米粉で手作りされたパンを販売していましたので、紅芋パンとコーンパンを購入しました。
販売されていた農業が本業であるという高齢の女性からインスタントコーヒーでも飲んでいきませんかとお誘いいただきました。
お邪魔してコーヒーを飲みながら、ラーメン屋の事、その辺りの気候の事、近所にある水耕栽培トマト工場の事などをお聞きしました。
気づいた時には14時になっていました。
幸運にも14時20分に番号が呼ばれて、やっとでラーメンを食べることができました。
味はやさしい醤油味のスープに、つるっとした麺とワンタンが入ったラーメンでした。
たぶん、もう一度行くことはないと思いますが、ラーメンを通じた小旅行ができた記憶に残る1日となりました。