CALL(コール)とは”Computer Assisted Language Learning”のことです。
簡単に言えば、英語学習にコンピュータを利用すること。
ちなみに私の修士論文のテーマはCALL(コール)でした。
現在でもコールは語学教育分野ではコールも使用されていますが
現在では教育全般にコンピュータを利用することが主流となったので
ICT(アイシーティー)Internet Communication Technologyが主に使用されるようになりました。
私の勤務校でも学内にWiFi環境が整備されました。
約1000名からなる全生徒が一斉にインターネットにアクセスしても快適に動作する環境が整備されているのです。
入学時に全生徒にiPadを購入させていますから、それを有効に活用した授業展開が担当者に期待されています。
生徒は紙ベースの検定済み教科書は絶対に購入しなければなりません。
私が担当する英語の授業ではiPad用にデジタル教科書の電子版テキストも購入させています。
デジタル版の利点は音声の充実があげられます。
音声の選択パターンは通常/フレーズ/fasterです。
昔のように教科書準拠版のカセットテープや音声CDを書店で購入して使用していた時代との違いには驚かされるばかりです。
通学途中のバスや電車の車内でカバンの中からiPadを取り出して、
デジタル教科書を本箱から取り出して予習、複習、さら音声確認もできるとは、なんと学習者にとって手厚い介護なのでしょう
勤務校では「ロイロノート」というアプリを導入して授業に活用しています。
かつてのコールの授業ではLL室を設置するのに何千万円もの設置工事が必要でした。
ロイロノートのようなアプリを利用することによって特別な教室は必要なくなりました。
クラウドコンピューティングを使用しているので、「いつでも、どこでも」学べるのです。
授業する私としてありがたいのは、
私の作成した画面を一斉転送できることや、
訳文を全員に一瞬で転送できること。
さらに、今までは職場で準備していた授業用教材を自宅で作成して「ロイロノート」にアップしておけば教室で利用できることです。
もちろん生徒の提出物も、その一部は「ロイロノート」で提出してもらっています。
この便利なアプリに関しても不都合な点や問題点もあるのですが、
職場の関係者が誤解する可能性もあるので、それは割愛しておきます。
ソフトをうまく使いこなすか?
それとも有料で購入したソフトを使わざる得なくなるのか?
それは大きな問題です。
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