元巨人軍の長嶋監督と松井選手に国民栄誉賞が贈られるそうだ。
なぜ?
今頃になって長嶋さんに?
誰しもが感じる疑問だろう。
メディアが既に報じているように
元横綱大鵬が亡くなってから国民栄誉賞を授与したことが避難されたことが理由のようだ。
今回は、生前授与にこだわっての長嶋さんへの報賞らしい。
堺屋太一が作った
「巨人、大鵬、卵焼き」は当時の子供たちが好むモノを象徴するコピーだった。
大鵬に国民栄誉賞を与えたら、
当時の巨人を代表する長嶋さんにも賞を授与しなければならないという発想だろう。
ん~。
次は「卵」にも国民栄誉賞を与えてほしい。
真面目にそう思っている。
かつては、高価であった卵。
病気見舞いには、果物か卵を見舞いの品として持って行ったそうだ。
物価上昇の流れに乗らずに価格を維持してきた卵。
そんな卵を表彰して欲しいと思ってしまう。
さて
表紙の定員の5割に満たないカウントダウン大学18校という文字につられて
『危ない大学』を購入した。
正直言うと最も欲しい情報が書かれていなかった。
ダマされた感で一杯だ。
募集活動に窮している具体的な大学名が書いてあると思い込んでしまった私がバカだった。
そこに書かれていたのは定員7割に満たない大学と5割に満たない大学が増加しているというグラフだけ。
このようなタイトルの書籍が数多く出版されているが、
具体的な大学名が入った書籍を目にしたことがない。
推察するに学生募集に窮している大学名を公表してしまった場合にそれが原因で破綻へのスピードが加速されたと訴えられる危険からの回避なのだろうか?
しかしながら多少であるが、
気づいていたが深くは知らなかった情報を手に入れることができた。
それは最近の看護学部の増設だ。
創価大学、関東学院大学、共立女子大学と看護学部の新設が続いている。
2014年度には足利工業大学、聖徳大学にも看護学部が新設される。
看護士という資格取得をすることで一生食べていけるという受験生の幻想と、就職率100%を全面に出す事で確実に学生を確保できる大学との双方の考えが一致しての学部増設になっていると考えられます。
文部科学省が発表している大学の「標準設置経費額」は
定員400名で看護は約8億円。
人文系は5億3千万円。
理工系は約17億円。
意外に設置経費をかけなくても確実に受験生を確保できるのですから看護学部が増えて当然です。
看護系学部 入学定員
1991年 11校 588人
2013年 219校 1万7710人
しかしながら、看護の就職の良さは離職の多さと表裏一体です。
2008年データですが、
就業看護師89万人。
新卒4万7千人。
再就業看護師8万人。
看護離職者1年間で10万人。
この数年、私は様々な病院を見てきましたが看護師の労働は本当に厳しいと思います。
一例をあげれば、夜勤勤務中に枕元にある緊急時のナースコール用ベルをゲームを楽しむかのようにずっと押しっぱなしの患者はどのフロアにも何人もいるのです。
想像できますよね。
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