研究日であり、講義開始時刻も勤務校の就業時間後ということも・・。
先日、東経大の特別企画講座「仕事、レジャー、そしてライフスタイル」の第二回目「仕事」を担当させていただきました。
その特別企画講座は学部横断科目であり4学部の学生が混在し、さらに市民にも開放されている講座。
その開始時刻は16時20分からといく分遅い開始時刻にも関らず受講者は約200名もいました。
会場は真新しい校舎の2階にある中規模の教室。
当日は、ほぼ満席状態でした。
さて、特別講義の講師をさせて頂いたのは今回が3回目。
今まで、講義をすることに慣れていないために普通以上に緊張し過ぎて早口の説明に終わったという後悔が残っていました。
そこで、今回は講義の事前練習を何度か行いました。
アップルTVを購入。
講義資料を自宅テレビに投影(ミラーイング)してパートナーからの厳しいチェックを受けました。
当日も、午前中の約70分を利用して誰もいない自宅書斎で声を出しながらの講義練習。
「まじめすぎる私」にパートナーも呆れていました。
当日は指示いただいたオンタイムに終了できました。
ほぼ計画通りに講義できたことに満足感を感じた私。
当日の講義の中心内容は「日本人の働き過ぎ」について。
「有給休暇を消化しない」という「やすまな過ぎ」についてもお話させていただきました。
当日のレポートには、
来春就職予定の内定企業を「ホワイト」だと思っていたが、
講義を聞いて「ブラック」かもしれないと不安になったことを書いた学生もいました。
ある大学3年生は「有給休暇取得率」も企業選択の条件にしたいことを書きました。
いずれにしても、講義内容を聞いて自分自身の問題として仕事とレジャーの関係を捉えた学生が多かったのはこちらの意図が通じたのだと思います。
私に対しては「中学や高校でも余暇の大切さを教える必要性」があることを述べた人もいました。
「今日の講義すごく興味をひかれる内容で、講師の方が学生に興味を持ってもらえるような工夫がすごくあり、とてもおもしろかったです。」とのコメントもありました。
1人でもこのように本心で感じてくれたのなら嬉しい限りです。
長期に渡り講義準備したことが報われた想いです。
私の勤務している高校の卒業生2名がたまたま、この講義を受講していました。
そのコメントには「飯とかおごってください」との一文。
逆にこちらがご馳走して欲しいほどです。
何れにしてもなかなか経験できないことを体験させていただきました。
渡辺潤教授には、本当に感謝、感謝です。
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