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『老人扱いされての喜び』

2022-10-25 07:07:07 | Weblog

 職場では60歳をすぎた教員は老人扱いされています。

この数年、土曜日、日曜日に実施されている新入生獲得に向けた学校説明会の係は60歳以上の教員はその仕事を免除されるようになりました。

20代、30代の若くてピチピチしている教員が受験生とその保護者との入試相談面談を担当しているのです。

若いものには負けない説明力や人当たりの良さは自負しているが、疲れ果てた年配の教員よりも若い教員の笑顔やその対応は、保護者受けも良いようです。

 

休日に実施される学校説明会への出勤が免除されただけでもありがたい次第です。疲れを持ち越しての週初めの授業は本当に辛いのです。

 

入試問題の作問もこの数年免除されています。

私の仕事分担は仕上がり直前の入試問題に目を通すこと。

それが私の仕事。

作問自体は、元となる英文選択準備に時間は要しますが作問自体はそれほどたいした作業ではありません。

最も辛いのは、リスニング、文法、読解問題、英作文の各作問担当者が放課後に皆で残って何度も会議を重ねること。

授業が終わってからの作問会議は集中力も続かず、本当に疲れる作業なのです。

 

加えて、夏期講習や冬期講習を担当するコマも少なくなってきています。

その理由は、若手の教員で十分にそれらのコマを担当できるからです。

講習手当て、作問手当て等は現金で支払われますから、若手教員にとってその仕事はそれほど苦にはならないのです。

 

一般企業では60歳を過ぎると大幅に給与がカットされるとも聞いています。

カット分の何割かは国からも補助金が企業に支給されています。

私の場合は、大幅な給与ダウンやカットもなく今までの給与体系に変化はありません。

後何年後かには、そのようにしたいとの思惑はあるようですが・・。

少し、仕事が軽減される時には精神的な負担も軽減されている時期だと思います。

定年退職に向けての着陸体制となった後数年。

定年後には自由になる時間が約10万時間あるそうです。

心に余裕をもって、次のライフスタイルについて考えていきたいと思います。

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