夜の伊豆を彷徨って行きついたのは、周りの雰囲気と似つかわしくないイタリアンレストンだった。11月末ながら、細い橋の上にある日よけとデッキチェアが、あたかも南国のコテージのようにも見えたのが私が惹きつけられた理由だったかもしれない。なんせ少し歩いてみたところでチェーンの飲み屋とコンビニしかないので、さすがに無味乾燥に過ぎるという感想を持っていたのだ(普段は移動距離を稼ぐためにむしろコンビニ積極利用派なのだが、伊豆スカイラインからホテルまでの道のりがかなりストレスフルなものだったので、非日常がどうしても味わいたくなったのかもしれない)。
野菜と蟹のスパゲッティを平らげた上、ピザまで頼んで爆発寸前のセルみたいになったため、ちょっと周辺を散歩することにした。
ホテル近辺はまあこんな感じ。こないだ行った秋田の能代といい勝負である(;´∀`)左手の水族館の看板が気持ちばかりの海感(何じゃそりゃ)を出しておりますが!
ちょっと明るくなってきました。出島行ったら横浜行け、横浜行ったら浦賀行け、浦賀行ったら、わぁ黒船だぁ(´・ω・`)・・・ってやつでしょ?(小並感)。つーか何でこの場所に浦賀????下田ならまだわかるんだけど、場所が全然違くないかい?まあそういう突っ込みどころがあるのは面白くていいけどね。「中華料理 和」みたいな感じでwww
もうちょい、いや結構歩いたら、少し大きめの通りと駅にたどり着いた。うーん、始めから電車でここに来てればよかったという説があったりなかったり。まあ伊豆スカイラインを走るために来た、という時点で他はオマケなのだが、それにしてもコーディネート能力が皆無過ぎて我ながらそこが一番笑えるわ(゚∀゚)アヒャ
熱海駅周辺のスカイラインが目的なら、駅周辺を楽しんだり、もっと近い修善寺あたりを主戦場にして、あるいは湯河原や真鶴なんかに足を延ばす、てのがまともな戦略ってやつじゃあないかしらね、と今さら自分に突っ込みを入れてみる。
ま、こういうグダグダな旅をそれでも楽しめるのはまだ精神的に余裕がある証拠じゃねーの?なんて思いつつさらに駅前をふらついてみることにした。
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