日本人の無宗教に関する言説が典型的だが、その要因を単一的かつ、短期的ないしは永続的(以前からずっとそうだった)なものと考えてしまうケースが多々見られる。
要するにそれは、陰謀論と同じで現実の複雑性を(意識的・無意識的にかはともかく)捨象して、わかった気になりたい、そして安心したいのであろう。
まあ端的に言って、情報が多すぎるんやろな。社会が多様化・細分化している上に、世界規模で情報が入ってきてそれが日々急速な勢いで変化してるわけだから、立ち止まって考えるより、まとめサイトのような「それっぽいこと」を提示してくれる場所から情報をサプリメント的に摂取した方が「合理的」で「自然」な反応だと思うしね(そしてこの延長線上に「キャラ的人間関係」のような人間理解・対人関係もあるわけで、それが加速すると遠くない未来に「不完全なAI>人間」という発想をするようになるのが必然的だ、と俺はよく言っているわけだが[なお、その状況が理想的だとは一言も言ってない])。
まあ偉そうなことを言っているが、自分自身も時間がなさすぎて動画を「聞き」ながら歩いて、知らない店を開拓していく、という情報摂取・運動・プチ旅行を同時に行っており、残った空き時間は本を読んで終了(ゲーム・映画・アニメなどにかけられる時間ゼロ)・・・という状況の自分としてもその心理は大いにわかるところではあるのだが(ちなみに睡眠時間は絶対削らないようにしているので、あとは時間を増やす方法は仕事をやめるor別の仕事に就くくらいしかないですなw)。
というわけで、今述べたような内容から真逆の位置にあるのがこのフラグメントだが、これも放置すると溜まっていくので、ここいらでリリースしたい。
〈はじめての沖縄〉 2018/12/17
門仲。将棋、囲碁、麻雀。沖縄。
基地問題を基地問題からスタートさせる。しかし、琉球処分、決戦の舞台、占領、基地の残存。こう考えると納得。琉球処分から敗戦まで70年もあるで。おいおい、わっちら70年以上経った今でも憲法のことで揉めとるやん。そして北方領土の件。動画。我が身に置き換えてみれば、その心情は理解できる。
太平洋戦争をABCDから始める欺瞞。満州事変。ワシントン体制。恐慌の影響。是清の改革。農村死亡。農本主義者ぶちギレて二・二六事件。しかしそれによって日本は世界に先駆けて経済復活したやん。『この世界の片隅に』で描かれる白木リン。あれが農村恐慌の一端。それを見ても同じように屈託なくそう言えるかな?
沖縄を軍国主義日本から解放し、近代化してインフラなんかも作ってやったというマリーンたちの発言。俺はその主張にムカムカする。というか、これなんか聞いたことあるヤツだな。あ、韓国に対する日本の言説か。どちらも「合法」であったにせよ、その物言いが生み出すもの。ひっくり返してみれば、それが見えてくる。
スコットランドの分離独立、カタルーニャ。歴史的背景。アイルランド。カリフォルニア。アルザス、ロートリンゲン。
〈フリーザ様を超えるドック〉 2018/12/19
薬は旅の途中で。駅からタクシー。レシートもらう。クレカは使えるのか?無理なら現金下ろす。
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