おそらく編集ミスで全文を消してしまったようなので、とりあえずリンクだけ復活させときますですハイ。ちなみに前回の名曲紹介はこちら。順番は覚えてないので元と変わってるかもねヽ(。∀゜)ノまあちょいちょい加筆してきますわ。7月5日00:20頃ふいー、やっと完成したで。もうこんなミス二度としたくないわ(´・ω・`)
51.陽はまた昇る
「桐島、部活やめるってよ」より。あえて登場人物の感情やすれ違いを言葉にしていない映画版は、だからこそこの社会(世界)の複雑怪奇さや生きにくさをも受け手に感じさせる(これは何も難しい話じゃなく、「空気」を読むことに汲々とした経験が一度でもあれば容易にわかるんじゃなかろうか。またこれは学校だけでなく会社など様々な環境にも適用可能だ)。相手が何を考えているわからない不透明感ゆえの砂を噛むような人間関係(それは承認の枯渇と渇望にも直結する→「魔法少女まどか✩マギガ」が描く環境)があるからこそ、この曲に出てくる焦燥感やある種の「祈り」(愛しき人よどうか君に幸あれ)は受け手に強く訴えかけるのではないだろうか。
52.この道わが旅
ドラゴンクエスト2のエンディングテーマより。ドラゴンクエスト3の「そしてでんせつがはじまった!」というまさにそれこそが伝説(mythと言ってもいい)になった珠玉のラストには及ばないものの、地獄のロンダルキアを抜けてブリザードのザラキやらキラーマシンの猛攻をかわし、さらにアトラス・バズズ・ベリアル連戦からのハーゴン・シドー粉砕という試練をクリアした喜びはこの曲でさらに増幅されるのであった。ところで、ドラクエ3とSFCで1、2を争う傑作「ロマンシングサガ2」のカタルシスを思うとき、そこにはシステム的な自由度(ゲーム性)と同時に自らがmythを作り上げたという達成感・感動があるのではないかと思う(プレイしてないので推測だが、あるいは「俺の屍を越えてゆけ」もまたそのような魅力を備えた作品なのかもしれない)。確かに単体のストーリーとしてはドラクエⅣやドラクエⅤも優れているが、そのような感動には残念ながら遠く及ばない。仲間と話ができてそれぞれのキャラがおもしろい、などというチマチマした事はどうでもいいので、ドラクエ3ーロマサガ2的なカタルシスを兼ね備えた作品が再び世に出ることを願うばかりである。あ、YU-NOのリメイクが決定したんだっけ。
53.ばってんLINGO
餓鬼レンジャーより。この曲との出会いは大学の時にヒロポンが「熊本弁のラップがある」と教えてくれたからではなかったか。まあそれはともかく、「パチンコ銀馬車」(モナコパレスは銀馬車♫)や「ちんちん電車」(熊本市街の路面電車)、「Green City」(イルカの「光るグリーンシティ」!)、イケイケ「孫悟空」(有名なピンサロw)と熊本人ならニヤリとせずにはいられんネタが散りばめられている(そういや黒亭ラーメンに就職したコンドームはがまだしとっとかね?)。その他、「まご~」=舞うごつ酔っ払ったに由来し「とても」の意、「~けん」(九州弁の語尾として「たい」や「ばい」が有名だが、とりあえず女性は「ばい」は使わん)、「しこっとる」=凝ってる=(ガチガチになって)「格好つけてる」の意という具合に得意げに他県の人へ解説したくなる(今の俺みたいにw)ネタが満載である。あ、そういや「サウダージ」の甲州弁ラップも今度解析せにゃんね。
54.踊り子
村下孝蔵より。彼の歌としては初恋の方が有名だろうが、小学2年の時に父親がカラオケで歌っているのを聞いて強く印象に残って以来、村下孝蔵と言えば私にはこの曲が思い出されるのだ。それにしても、村下孝蔵は不思議な歌手である。見た目にはグッチ裕三にも似たいささかモサいおっさん(失礼!)なれど、まるで大人になりきれない青年のような声で実際そのような歌詞を高らかに歌いあげる。そのギャップさえも不思議な魅力に感じられるのだ。
55.ONE
Aimee Mannより。映画Magnoliaのテーマソングでもある。元のHarry Nilssonバージョンはどこか(歌声もあって)甘い響きなのに対し、Aimeeのそれはよりシニカルで憂いを帯びている印象を受ける。しかしPV(と歌詞)を見て思うのは、一人であることを強く実感するのは一人でいる時ではなく、大人数の中にいてそれでもなお自分が誰とも繋がっていないと認識する瞬間ではないだろうか。そう、例えばLinkin Parkの「Numb」のオフィシャルビデオのように。
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