兼六園の東側から石川橋を通って金沢城公園へ移動。
かつては一向一揆の拠点(さすが真宗篤信地帯)であった地も、今では憩いの場所となっている。
上から狙う気満々の構造っすね。
一部の建物は中も見学できる。敵が攻めてくる様子が丸わかりですな。
もちろん城下町も見えるため、前衛(軍事拠点)として設けられていた寺院の様子もわかる、というわけだ。寺院が戦用の拠点とはローテンブルクで見た教会かよって話だが、まあ宗教勢力が僧兵どころか大規模な一揆すら起こしていた時代(「間違いだらけの日本無宗教論:仏教勢力の盛衰と世俗権力との関係」)だから多少はね。
ちなみに、騒乱の中でアジールの機能もあった寺院に逃げ込んだり立て籠もったりということは、三好元長や大内義隆など様々な事例が見られる(まあこの二人は結局そこで自害するのだが・・・)。
このオーパーツみがあるトンネルは大正時代(うろ覚え)に作られたものとのこと。
こちらも建物内を見学できたが、うーんちょっと見どころが少ない・・・😅
別角度から金沢城遠景。なかなかに風情がありますなあ・・・
さて、ある程度見て回ったし兼六園に戻るとしますかね。
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