尊厳を破壊された(もう少し穏やかに言えば「承認が枯渇した」)人間の末路は得てしてこのようなものだ。たとえば「葛城事件」の通り魔がそうであったようにね。まさに「飢と渇」なわけだが、主人公達が何に飢え、何に渇いているのかが根本的にわかっていないというのがまた、悲劇的なことではある。しかしネットワークビジネスとは懐かしいねえ。俺も学生の時に友人、社会人になってからアルバイトの部下から勧誘されたことがあるぜ。どっちも健康食品絡みだったけど。昔から不健康な感じに見えてたってことかwww
中盤に出てくる起業家の件とその振る舞い方がいささか拍子抜けで、ここの演出をもっと工夫した方がよかったんじゃね?と思うが、まあ全体に漂う「ウシジマくん臭」的なものが薄れてしまったかも、という意味ではこれはこれでありだろう。
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