とはよく言ったものだが、それにしてもこれらの事件は、その対応のお粗末さを見るに、「悪辣な戦略家」というよりもむしろ「ただの間抜け」と表現する方が適切だろう。まあ要するに、(安達元一と友人の件がそうかは不明だが)メガバンクがその立場に胡坐をかいた結果ということなのだろうが(これは記者クラブ制度や再販制度などの特権やクロスオーナーシップ制度による独占状況で、この春を謳歌してきたオールドメディア及びその凋落と相似形であるように感じられる)。
もちろん、東京三菱UFJだけでなく、他のグループも様々な問題を抱えているわけだが、投資の促進云々の話も出ていることだし、(銀行と信用金庫の違いといった基本的なレベルから)こういうリテラシーを高めていく教育も必要なんやろうなあ・・・と思った次第。
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