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マンドリル

2007-07-18 11:57:51 | ゲームよろず
なぜか俺の職場には自分のことを(たまにだが)「マンドリル~」と言う人がいるんだが、ドラクエⅡのマンドリルは自分にとっても印象深い敵となっている。


序盤に出てくるくせにえらい強くて、HP・攻撃力は下手をするとローレシアの王子以上。三体で現れた日にゃあ速攻で全滅する可能性のある恐ろしい奴なのだ。よく知られているようにマンドリルが出てくるムーンペタではラーの鏡を探さないといかんのだが、いつ奴に遭遇するかと怯えながら毒の沼地を浚(さら)っていた日々は今でも王子たちのトラウマになっているのだとか。


しかしこの沼浚いの恐怖では、奴らの存在感の半分を説明したに過ぎない。実は、ムーンブルクの犬が仲間になった後が肝心なのである。あんだけ苦労したのだから屈強な漢が仲間になればよいものを、貧弱な犬に落胆を隠せないままフィールドに出てみれば、突然前と曲が変わったのに気をよくして南下⇒三体のマンドリル⇒ニ撃で何もできないまま死ぬ犬。メンドクサイが前の曲に戻ったのも癪に障ったので北へ帰る⇒生き返る犬⇒再び南下⇒三回目くらいの戦闘でマンドリル再臨。逃げてみる、回り込まれて黄泉の国へとまたもや送られる犬。そんな命のやり取りが何度か続いてムーンペタの神父がウハウハになった頃、いい加減あることに気付いた。

二人旅の方がサクサク進むんじゃねーか?
というわけで犬を棺に納めたまま先へ進んでみると、明らかに楽になっている。やはり犬はお荷物でしかなかったのだ。結局、「船はいらん、娘をよこせ」という珠玉の名言で有名なルプガナの町へ進むまで、犬の住処は棺の中だったとか。


以来、打たれ弱い(それは大抵女キャラ)奴は使えないという信条を俺は持つようになった…のかもしれない。そのきっかけを作ったという意味でも、マンドリルは同種族のバブーン(※)やヒババンゴと比較にならんくらい強く心に刻まれているのであった。マンドリルよ永遠なれ…


※ちなみに、「魔法は使えるが貧弱な犬よりもバブーンを仲間にした方がいいんじゃね?」というドラクエ4コマがあったことを記しておく。

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