一体いつから、見た目が可愛ければ飼育もできるものだと錯覚していた・・・?というわけで、「アライグマを飼うとどうなるか?」に関する動画である。
このブログでは分断の加速化と他者へのレッテル貼りについて繰り返し批判的に書いてきたが、「レッテル貼り」が問題なのはマイナスの場合に限らない、というのはこれを見ただけでもよくわかるだろう。
要するに、見た目を含めた断片的情報だけでそれをわかったと思い込み、その複雑性や己との懸隔を理解する努力をしようともしないのは、えてして悲劇的結末を迎えざるをえない、ということだ(予断だが、傑作としてよく引き合いに出す「沙耶の唄」を純愛と評価する向きについて、演出上それが必然的な「誤読」で、かつそれが結果としてこの作品を深く刺さるものにしているとは思いつつも、その姿勢に全面的にコミットする気にならないのは、今述べたような事情による)。
まあそんなことを言っても、膨大な情報の中で感情・感覚が惹きつけられたものに対して多くの人が不都合なことを含めてしっかり情報を収集するかと考えたら、どだい無理な話ではある。
そう考えると、技術の発達を待ってVRペットが実装されるまで待つしかねーかな(・∀・)ああでもそれをやって「本物を買いたくなった!」などとのたまいつつ都合の良い妄想の産物を現実と勘違いする輩も出てくるだろうから、数は減ってもこういう件がなくなることはないんだろうなあ・・・
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