A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

16 コディアック

2009年06月07日 17時54分19秒 | ロス滞在記
4月26日(日


朝7時すぎ小雨の中をアラスカ半島コディアック波止場の沖に投錨。
ここは北緯57度 寒い。







防波堤も無い雪山に囲まれた天然の良港の眺めに暫しうっとり。
この頃になると雨も上がってきた。




これはアザラシだろうか静かな入り江
予期せぬお出迎え
アリューシャンだなあ!



豊かな漁場を控え漁船がいっぱい。





10時ごろ上陸はランチ替わりの救命ボートのテンダーで上陸




コディアックの産業は漁業中心。
観光地ではないので観光バスもない。
今日は日曜日なのでスクールバスを拝借、島の観光となる。



4月も下旬だがまだまだ寒い。
湖も未だに氷結している状態だ。


住民は1万2千人 漁業と缶詰めなどの水産関連産業に従事。
島には何も観光スポットは無い。
とは言え自然の風景は見応えがある。
お勧めは高台のルックアウトからの眺め。





町に戻ったと言っても町は船着場の周りにあるだけ。
ショッピングモールをぶらつくき
コディアック訪問歓迎のベンチで一服。




17 に続く






17 ロシアンアメリカ

2009年06月06日 22時10分04秒 | ロス滞在記
16 より

コディアックの島では45年前地震があり大津波が発生 
海抜50メートルぐらいまで水が上がって来たそうだ。
この静かな入り江から高波が上がってきたのだと
英語のガイドが言っているらしい。




世界で一番大きい「コディアック・ベアー」は時々街に出没するらしい。
またイーグルもこの街の名物とのこと。
船着場の真ん前に等身大のコディアック・ベアーの銅像。




島の博物館に立ち寄る
もちろんコディアックベアーやキツネの剥製もある。
ラッコもある。










この地方はロシアンアメリカと言ってロシアのカルチャーの影響を大きく受けている。
博物館に展示されている籠などの民芸品にも表れているそうだ









博物館の隣のロシア正教の教会も街の中心部にある。





観光地ではないので土産物屋にまともな絵葉書一つ無いのには戸惑った。

18 に続く




18 ノブのすしカウンター

2009年06月05日 22時09分08秒 | ロス滞在記
17 より続く

午後5時アラスカの氷河のメッカ スワードに向け抜錨・出港。
暫し出港風景を楽しむ。
コディアックの港は少し「松島」に似ている。
小島・暗礁が沢山ある。

 


船が沖に出たのでカジノが開いた。
久しぶりに運試しをして見よう。





続いてスターダストクラブで食事前のベロニカ・マックスウイニーの
クラシックピアノコンサート ドビッシー・グリーク・ラフマニノフ・ショパン
楽しいコンサートだった。



マックスウイニーは横浜から乗り込み5回のコンサートを演奏し
明日スワードで下船するそうだ。

明後日ダブリンでピアノコンサートとかお忙しいアーティストではある。




夕食はノブの寿司カウンター 



本日アラスカ湾で採れたロックフィッシュ 
日本っでは、”がしら”という名で知られているとの話。
この頭の大きさには驚いた。
白身のキンキのような魚の握りが美味。



ソフトシェル・鮑・縁側も楽しめた。






夜は「ロジャース・ハマーシュタインのミュージカルのハイライト・メドレー
 大変な人気であった。









明日はスワード グレーシャー見学は天気次第。
2年前のアラスカ氷河見物時は「一年に一度あるかないかの好天」と言われた。
今回も好天であってほしい。







19  アラスカの氷河

2009年06月04日 15時18分12秒 | ロス滞在記
4月27日{月}



明け方から霧が出ていると思っていたが朝7時 朝靄のなか油を流した様な
なめらかな海面を船は滑るようにアラスカ・スワード港に入港。


スワード Seward という地名は、リンカーン大統領時代の国務長官ウィリアム・スワードに由来し、
彼がロシアからアラスカを720万ドルで購入した努力を称えて市の名前としている



波止場に立ってみる。
北緯60度まで上って来たが思ったほど寒くない。




2年前の8月に訪れた時の景色から考えもう少し雪景色かと考えていたが
以外にも雪は少ない。
最も港を取り囲んでいる山の上の方は霧で何も見えぬが・・・・


いよいよ本日のハイライト氷河観光。
11時200人乗りの高速双胴船で氷河観光に出発。




本日の見学ルート。



海は静かだが空はどんよりとしてこれから7時間の船上観光が思いやられる。







同じコース2年前の氷河観光では「一年に1度あるかないかの晴天」と
言われたが今回は駄目か!

氷河観光は天気の良し悪しで値打ちが10倍も違うと思う。
そんなことを考えている間に少し薄日が差してきた。

午後1時、目的地のキーナイフィヨルドの氷河に到着。
この頃になると天気は完全に回復、
一年に一度の晴天となった





勇躍このクルーズのハイライト・キーナイフィヨルドの氷河の入口に差し掛かる。



目的地辺りの海は流氷、氷河が崩れて流れ出したものだ。 





20 に続く






20 ホエールウオッチング

2009年06月03日 17時10分06秒 | ロス滞在記
19 より続く

何枚も写真を撮ったが素人写真家ではこの景色の美しさ迫力は表現できない。  












帰りはホエールウオッチング 観光船のキャップテンが鯨の浮かび上がる方向を
マイクで教えてくれる。



飛び跳ねるのも潮を噴くのも一瞬でデジカメのシャッターの遅さを感じた。
鯨と相性の良い海鳥(puffin)がいる海面を探せば鯨がいるらしい。







白黒模様の海豚(dau‘s pordoise) が観光船と競争してきた。
高速観光船のスピードは30ノット。
海豚の最高スピードはどのくらいか?





いつしか氷河観光も終わりに近づきアラスカの山々が遠うのいてゆく。
あの雪山の先端が海に雪崩れ込んでいたのだ。




21 へ続く



21 スワード港

2009年06月02日 17時11分11秒 | ロス滞在記
20 より続く


2年前と同じ観光ルートを通っているらしい、
海鳥の沢山生息している絶壁の岩場に差し掛かる。一斉にシャッター。







これから帰港。晴れてはいるが寒い海、ヨットが見える。
今朝氷河観光船で出発したスワードの港ももうすぐだ。
我々のクルーザー「クリスタルセレニティー」の姿が段々大きくなる。












下船後 船着場辺りを散策。シーズンオフでクローズドしている店が多い。
2年前クラムチャウダーを食べた食堂もクローズド、少し残念。
絵葉書など買い求めて帰船。






テーブルに楽隊がやってきたがリクエスト曲も枯渇し「マイウエー」。
明日はもう少し気の利いた曲を考えておこう。



体調を考慮して観光中食事を摂らなかったので「ビッグ・ディナー」となった。
ヴィエナシュニッチェル、それと上品なアップルベークのデザートが美味。





午後9時グレーシャーベイ経由 次の寄港地ケチカンに向け出港、
日没9時35分、久しぶりに夕焼けの出港をとデッキに出たが期待した
「茜色の空」は現れず。

夜のエンターテイメントはトークショウ とても判らないだろう、欠席。
カジノも気が乗らずスキップ。

今日の氷河観光 本当に「一年に一度の晴天」となって良かった。
早めの就寝。








22 フォーマルドレスデー

2009年06月01日 05時24分35秒 | ロス滞在記
4月28日(火)


夜半に飲んだ睡眠促進剤が効いて起床は10時となってしまった。
今日はグレーシャーベイに向けて終日航海。

夕方の船長主催のカクテルパーティまで特に予定なし。
寒くてプール・ジャグジーには行けないので
カジノをやったり海を眺めてのんびり。



お昼はプールサイドでアジアン・カッフェ 日本の寿司は勿論
シンガポールのサテなど東南アジアの料理の花盛り。

ミスターマスダはこの機会にアジアの「焼き飯」の食べ比べ。
ベトナムのフライドライスも良かったが
やっぱりバリ島の「ナシゴレン」がベスト。







6時以降服装はフォーマル 船長主催のカクテルパーティ 何回もクルーズに
乗船している上得意の乗客に花束と記念品を贈呈したり
乗客への感謝と言うことだろうがセールスプロモーションの一環。





夕食はタラバ蟹 食べ放題と言う「品の悪い」表現ではないが
係りのウエイターがお代わりを勧めてくれる。
アラスカン・キングクラブはアラスカの海上に限る。





夜のショーはオペラ座の怪人に5年ほど出演していた
ブロードウエイの麗人とプログラムの書いてある「デール・クリスチャン嬢」。
数々のオペラのアリアは楽しめた。









帰り道に再びカジノを覗く 戦果なし。



景気付けにクリスタルプラザ・バーでマルガリータ。

船内で知り合ったツアコンダクターの竹内さんに色々旅の情報を聞く。



バーにはこれも船内で知り合った98歳の老婦人が
コーヒーを飲んでいたので雑談。



その昔バレリーナだったらしくグレタガルボ、マレーネ・デートリッヒなどと
知り合いと言う元気なお婆さん。



明日は早朝よりグレーシャー・ベイを船上より一日観光の予定。






23 グレーシャーベイ

2009年05月31日 06時42分23秒 | ロス滞在記
4月29日(水)



5時半 日の出が綺麗だ。
デジカメの限界を感じる。





船は午前4時ごろよりグレーシャーベイに進入している。

8時ごろにはアラスカ・レンジャーの女性隊員がテンダーで船に乗り込んできた。



今日一日グレーシャーベイの船上観光の案内をしてくれることになっている。
早速持ち込んできた地図が配られグレーシャ氷河の説明が始まる。



船はグレーシャーベイの中ほどに差し掛かっている。
今日も晴天 絶好の氷河見学日和だ。




海は静か 海面が鏡のようでアラスカの山々が逆さに映っている。
ちょっとした芸術写真かな!!!











ミスターマスダもカメラ・双眼鏡を携えエックスプローラー気分。
手に持っているマグカップはアルコールの
いっぱい入ったいアイリッシュ・コーヒー。





なぜか この寒いのにプールで泳いでいる人もいる。
温水プールなのでアラスカの山々を眺めながら
泳ぐのは気持ちがよいのだろう。



船はいよいよグレーシャーベイの一番奥の氷河が海に
流れ込んでいる本日のハイライト地点に近づきつつある。

24 に続く






24 ホワイト・サンダー

2009年05月30日 21時14分02秒 | ロス滞在記
23 から続く


11時グレーシャーベイの行き止まりのグランドパシフィクグレーシャの先端が
海に注いでいる氷河の先端に到着。



氷河の先端の高さは90メートル、幅は300メートル。
段々近づいてくる。











10分に一回ほど大音響と共に氷河の先端が
海に崩れ落ちる光景は見飽きない。
この大音響を「ホワイト・サンダー」と云うのだそうだ。









氷河の壁の下の海面は氷の欠片が無数に浮いているが
海の水は濁っている。
氷河が海に流れ出るとき削り取った岩や土砂のためだ。
「グレーシャー・ミルク」と呼ばれている。

25 に続く





25 アラスカの山々

2009年05月29日 21時12分52秒 | ロス滞在記
24 から続く





船上は乗客・船員一緒になってグレーシャー見学の
興奮でお祭り騒ぎ。




心地よい疲れとともに
祭りの後の静寂がやってきた。
キャビンに帰り一休み。




氷河から流れ出た流氷がポツリ浮かんでいる。
船員がいくつかの流氷を拾っているので
今夜のハイボールは何万年まえにアラスカに降った雪から出来た
氷で作ってくれるだろう。





グレーシャベイは360度、見回すとぐるり雪山。
改めてスケールの大きさに圧倒される。







岩の上でお昼寝しているのは海豹だろうか。





船は午後4時ごろ再びグレーシャベイの入り口に帰ってきた。
迎えのテンダーにのりレンジャー隊員は
アラスカ・ビジターセンターに帰っていった。




夕食にはソフトシェルクラブ。
今夜はショウの見物は止めてパームコートで
壁の花をやりながらダンス音楽を楽しむ。




アラスカの夕日は凄く綺麗、海面を色々な色で彩ってくれる。






26 森と湖に囲まれて・・・

2009年05月28日 16時14分54秒 | ロス滞在記
4月30日(木)


昨夜 アラスカのグレーシャーベイを出て
今朝はアラスカ・ケチカン沖。

快晴 午前7時半 海は静か 
海ではあるが「森と湖に・・・」
の歌にあるような景色の小島をすり抜けて行く。





小高い山頂に残雪はあるが緑豊かな所だ。
コーストガードの船のお出迎えだ。





そして船は午前9時細い入り江の奥のケチカンに入港。
ケチカンはアラスカ最大の都市。
すでにノルウエーの大型船の先客が入港している。



埠頭周辺の水辺には水上飛行機の発着場が矢鱈と多い。
上空観光と釣り場への飛行が盛んなところらしい。



人口も8000弱 漁業、材木 それた観光業だ。
10時過ぎ観光に出発。




「アラスカディスカバリーセンター」
ケチカンのジオラマとか生活の展示。





先住民の衣装、デザインが面白い、アイヌに似ているのは何故だろう。






道端には名も知らぬが雑草だろう
綺麗な花が可憐に咲いている。



27 に続く・・・





27 ケチカン

2009年05月27日 16時13分59秒 | ロス滞在記
26 より続く



「鮭の孵化場と野鳥保護センター」



鮭の孵化場はバンクーバーでも見学したことがある。
ガラスチューブのサンプルは
左から「いくら」で右に行くに従って段々魚の形となり
稚魚となり放流出来る大きさに成長させる。








6ヶ月の稚魚に育ててから
隣接して流れている「奥入瀬」のような川に放流。





またここでは傷ついた隼、梟、鷲など野鳥の保護も行っている。








ケチカンの印象としてはあまり観光的には観るものは少ない。

遅い昼食を船内で摂り再び下船、市内観光と
今度は何か好い物はないか土産物ハンティング。



町には交通信号がない。
メインストリートは混雑しだすと「GO」「STOP]のプラカードを
持ったボランティアであろうか係りの人が交通整理をしている。
長閑な風景である。




街の中を流れている川の上に廊下を造って
歴史的建物が数多く建てられている旧繁華街。



行きがかり上「スモークサーモン」「漁船の模型」「Tシャツ」etcをゲット。

28 に続く・・・・.




28  トーテムポール

2009年05月26日 11時14分28秒 | ロス滞在記
27 より続く


「トーテムポールセンター」

色々文化財的トーテムポールの展示を拝見、
先祖への畏怖を表すために作ったものらしい。





トーテムポールの公園にも遊びに行った。
バンクーバーにも同じような場所がある。





物凄く疲れた感じ、ラムレーズンアイスクリームで「生き返った」。



6時「森と瑚に・・・・」
 レマン湖の畔の様な風景を見ながら出港。
停泊していたノルウエーの大型船も同時に出航したのには驚いた。



ケチカンは勿論大きな漁港、
朝採れた「ハリバット・・・・オヒョウ」の夕食となった。

デザートは予期しない物であったが
ブルーベリー・チョコレートとムースとアイスクリーム合体の
デザートは美味かった。











テーブルに来た楽士には、どう言う訳かミセスマスダが
エデットピアフの「愛の賛歌」を所望。






キャビンに帰ると丁度日没 見慣れてきたので少し感激度が薄まる。





今夜のお楽しみは8時45分からブレッド・シャーウッドの奇術、
観衆を巻き込んだ芸は一流。
奇術の種明かしは無粋だが
「如何して鳥籠が突然消えたのか?」

「破って燃やしたUSA TODAYが何故元通りになったのか」楽しかった。





お休み前のカジノは負け。
今夜は久し振りに時差調整で時計を一時間前へ。
アラスカのコデアックの26日以来
携帯は通じなくなって日本とは音信不能。






29 グランド・ガラ・ビュッフェ 

2009年05月25日 08時45分05秒 | ロス滞在記
5月1日(金)



昨夕 アラスカ・ケチカンを出港 船は太平洋を20ノットで南下中。
北緯52度まで下がってくる。

今日は終日クルーズで
次の寄港地カナダ・バンクーバーは明日の朝の入港だ。



海は静かで快晴だが気温(8度)は上がらない。
今日はプールで泳げるか?




ランチはグランド・ガラ・ビュッフェ 
船内シェフが総出で準備をしたイベントである。
氷の彫刻をはじめディスプレーがみごと。











マチネーはキャサリン・ヘップバーンの私生活を題材にした
少しコミカルな一人芝居。





航行中のカナダ西海岸線は小島が点在しており
その島々の間を縫う様にして船は進む。

遠くに雪山が無ければ瀬戸内海のようだ。




船は島々を縫いながら殆ど「松島」状態。どのアングルでも絵になる。



日没まで見飽きることなく流れ行く水辺の景色を眺める。







夕食はハリバットを含むブイヤベース。
濃厚なソースではあった。

夜のショーは「カーテンコール」  

キャッツ、エビータ、マンマミーヤなどお馴染みの歌と踊り。
スタンディングオベーションで大変であった。





カジノには行かず。
明日はバンクウーバー。

日本人の知り合いの80歳の乗客がバンクーバー在住の娘さんを
明日船に招待して食事をするらしい。
大変喜んで話しておられた。
幸福なお婆ちゃんである。






30 バンクーバー

2009年05月24日 11時40分10秒 | ロス滞在記
5月2日(土)



午前7時 アラスカのケチカンからの1日半のクルーズで
バンクーバーの名所の一つ「ライオンゲートブリッジ」をくぐり
カナダバンクーバーに入港。

天気は曇り このところ晴れが続いていたのでそろそろ崩れる頃か。












早朝から水上飛行機の爆音がやかましい。
なんと空中観光の盛んな街なのだろう。








10時下船
バンクーバーは以前来て知っている土地なのでグループツアーには
参加せず勝手気侭に街の散歩。

インフルエンザ対策でマスクが支給された。
街に出ると誰もマスクして歩いている人はいない。
マスクをしているとこちらが重病人と誤解を受けそうなので
マススは着用せず。
ロスでは必要になるかも知れない。

桜と躑躅が凄い。



パブリックアートが盛んな街だ。
彫刻も多いが派手な色彩のポップアートが目を引く。







ミスターマスダは乗り物が好きなので電車の駅も見学。




31 に続く・・・