A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

初島(下)

2007年10月08日 19時40分25秒 | 家族行事
宿泊施設のエクシブのファシリティー・サービスでは
天気がよければレンタルでヨットもモーターボートも出来る。
泊り客が沢山釣船で出かけているようだ。


対岸は熱海の街だ。

部屋に戻りチェックアウト前にもう一回温泉に入る。

昼食は初島船着場の食堂街と決めていた。
お客が入っていて賑っている店が良いだろうと店を選ぶ。



サザエの壷焼きも良かったが鮑のバター焼き5000円は絶品。
ゲソをイカの腸(ワタ)と一緒にした一皿は生涯忘れ難い。
ほうぼうの煮付けも魚が新鮮でなければあの味は出ない。

昼食後熱海行きの船の時間までお散歩。
初島は観光地ではあるが漁師の島でもある。
海老を採る赤い網も数多く見受けられる。




歩いてゆくと初島アイランドリゾートに出会う。
ホテルの敷地内と違い若いカップル、家族連れが多い。

ブーゲンビリアが花盛り。



。蘇鉄の雌株には、赤い実が見えた。
初めて見たが、なかなか面白い。



彼岸花も今が盛りだ。

JR熱海駅で
時間まで一杯のコーヒーでお話が続く。
再会を約しSKT御夫妻は西行き新幹線、我々は東行き踊り子号。
バイバイ。

(完)







初島(中)

2007年10月08日 19時36分27秒 | 家族行事
部屋で一服後 早速最上階の温泉へ。
ここの温泉は「切り傷」に効くらしいので手術跡には良いだろう。
眺望は素晴らしい、伊東の街が見える。
晴れていれば天城山が見えるそうだ。
しかしながら少しお湯が「ぬるい」のは如何なものか。



食事前にはブッテックで品定め。



夕食はイタリアン流石に「ガスパッチョ」は旨かった。
新鮮なシーフード中心のイタリアンだったがイマイチ。




夕食後ロビーでお話の続き・・・・
気が付けば12時。
続きは明日として部屋に引き上げる。
外は雨だが楽しい一日だった。


10月1日(月)

昨日の雨も上がり曇り。
朝7時半予約してあったダイニングでバイキングの朝食。
アルチューはミスターマスダ一人だが
朝からバラエティーに富んだ「おつまみ」でビール。

幸い昨日の雨も上がったので長めの朝食後辺りを散策。
庭の手入れは行き届いていて気持ちが良い。



足を伸ばすと陶芸などを楽しめる施設もあるし灯台もあった。











初島(上)

2007年10月08日 19時06分47秒 | 家族行事
9月30日(日)

大阪の友人SKT氏御夫妻が上京してきた。
今は御引退されているが関西の名門M電器のお偉らさんだった方。

ビジネスで大変お世話になったが、このSKT氏の余技は陶芸。
コレクションから作陶まで40年のキャリアーだ。

色々な作家先生のスタジオ・窯場に連れて行ってもらった。
SKT氏の箕面のご自宅にも伺いしコレクションを拝見したり
御自身の作品や工房を見学したりもした。

自称陶芸家の余技として信州から取り寄せた蕎麦粉で
蕎麦打ちをして頂き御馳走になった事もある。
蕎麦そのものより奥様の「海老の天麩羅」のほうが印象に残っているが・・・

そんな訳でミスターマスダも引退生活に入ったら早速陶芸の道に入り
SKT氏を師匠・尊師として事あるごとに教えを請うているところである。


そのSKT師御夫妻が上京して来た。
御孫さんの運動会の応援というか見学の為だ。
久し振りに何処かで会おうと言うことになり
場所は熱海の沖の初島 「エクシブ」と決まった。

行った事はないがないがTVコマーシャルで
パスポートの要らない外国と宣伝されている。
現地集合と云う事で決まり。

ミスター・ミセス・マスダは横浜より「踊り子号」。
新幹線と異なり海岸線を通るので真鶴とか根府川の海を見るのが楽しい。


熱海で下車。
丁度昼食の時間。
久し振りに{スコット}に行こう。


戦前熱海には文人・文化人が住み付いていた。
谷崎とか大観等その人達が良く出入りした食堂が「スコット」。
日本橋の「たいめい軒」を少しシャビーにしたような洋食屋である。
一階はオープン・キッチンと10人ぐらいの椅子席。
今回初めて上がったが二階は畳敷きに座布団。
大観の本物?の書が掛かっている。

「瑞光」と書いてあるらしい。
「スコット」のお勧めは「海老のコキール」「ビーフシュチュー」「クリームコロッケ」。

「スコット」を出てから海岸線を熱海城の方へ15分ぐらい歩くと熱海港。
SKT御夫妻とは熱海港の待合室で落ち合う。
其処から新島まで25分。船賃は結構高くて往復2900円。

船内では早速御喋りが始まる。
2年ぶりの再会、その空白を埋めるかのように家族の話、陶芸の話、旅行の話
スピーカーばかりでグッド・リスナーはいない。

ホテルに到着 吹き抜けの高い良いホテルだ。
SKT御夫妻は部屋が狭いと云っていたが我々は生活レベルが低いのか結構満足出来た。