A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

琳派

2015年04月19日 14時37分28秒 | 老後
4月18日(土)

ミセスマスダの勧めもあり横浜高島屋の
琳派400年記念
京都・細見美術館
琳派のきらめき
ー宗達・光琳・抱一・雪佳ー

を観に出掛けた。



毛織物で財を成した実業家・細見亮市(1901-1978)と
その長男・細見實(1922-2006)、三代細見良行(1954- )の3代が
収集した東洋古美術品を展示するために開設されたのが細見美術館である。

細見家の収集品は、琳派や伊藤若冲らなど江戸時代の絵画や
平安時代の仏画をはじめ、仏像、仏具などから古墳出土品に至るまで、
日本美術のほとんどの分野にわたり、
重要文化財指定物件、重要美術品認定物件を多数含む。

2代目の細見實も早くから父の薫陶を受けていたが、
彼の関心の中心は琳派・若冲を中心とした江戸絵画であった。
父は宗教美術を至上と信じていたため、
息子とコレクションをめぐり確執があったという。
しかし、細見實は当時一般にはあまり知られていなかった若冲や
酒井抱一などの江戸琳派の作も、
後の研究に役立つとして念入りに収集した。
細見美術館に「琳派美術館」の異名があるのはこうした所以である。

今回の展示は俵屋宗達たちが400年前に創設した琳派、
それから約100年間隔で現われた琳派の名手たち
光琳・抱一・雪佳の時代に整理して展示している。



第1章 琳派誕生ー光悦・宗達の美ー
本阿弥光悦・書 俵屋宗達・下絵

本阿弥光悦・書 俵屋宗達・下絵



第2章 花咲く琳派ー光琳・乾山と上方の絵師ー
尾形光琳
尾形乾山
中村芳中



第3章 新たなる展開ー抱一と江戸琳派ー
酒井抱一
鈴木其一
酒井道一



第4章 京琳派ルネサンスー神坂雪佳ー
池田孤邨
神坂雪佳
神坂雪佳・画 高橋道八・作
神坂雪佳



尾形乾山の角皿の予約販売をやっていた。
12か月の色絵角皿12枚セットだがバラ売りもする。
予約の受付をしていたので気に入った絵柄2枚を注文。






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