マキノスミレ ２

　少し濃い紫色をしたスミレで、葉の裏が紫色がかっています。植物学者の牧野富太郎の名前が付けられています。そういえばこれほどの偉人にも拘らず他に「マキノ」という名前がついた植物は思い当たりませんね。
　大きな群落を作ることは無く点々と咲いています。林の中の土が露出したような比較的渇き気味のところでよく見かけます。山際の公園でも見かけますから、この種を覚えるだけでも自慢ですし世界が広がる気がします。

「プラムワールド」・・私のお店です。お立ち寄りください。
　http://www.plum1.com/

マキノスミレ １

　登山道でよく見かける一つにマキノスミレがあります。小型のスミレで平地のヒメスミレの山地型みたいな存在です。

アワガダケスミレ？ ２

　登山の最中アワガダケスミレを確認することはありませんでした。見かけたものは全てナガハシスミレです。もっともガイドブックなるものを広げても「近年粟ケ岳では確認されていない」という解説が載っています。
　地名が与えられるほどの「独立した種」といってよいか難しいところですが、少なくともこの地で育まれて進化してきた種が存在したということは確かなことです。粟ケ岳本体では見かけないとしても、この山体を取り巻く名も無い山々にひっそりと生きていてくれることを期待してやみません。

アワガダケスミレ？ １

　アワガダケスミレという粟ケ岳の名前が着いたスミレがあります。写真はナガハシスミレですが、この変種が粟ケ岳近辺に存在し生育しているというのです。花はナガハシスミレに似たものですが葉に強い光沢があるそうです。