森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カタクリ群落 6

2009年04月02日 | 自然観察日記
 ここ越後丘陵公園の個体数は計測によると、1m2あたり50個体で約2haの群落ですから100万株になります。反対斜面も整備する計画ですのでこの倍にはなるでしょうか、

カタクリ群落 5

2009年04月02日 | 自然観察日記
 カタクリは発芽して約8~10年で開花します。その後10以上は開花し続けると考えられていますから、スプリングエフェメラル(春の儚い命)といわれますが大変長生きの花なのです。単葉の個体は開花しませんが2枚の葉を持つ個体は開花します。春の女神といわれるギフチョウがよく飛来し吸蜜しますから、暖かくなるとそういう姿も見られることでしょう。

カタクリ群落 1

2009年04月02日 | 自然観察日記
 越後にはカタクリのすばらしい自生地が沢山あります。ここ国営越後丘陵公園の里山フィールドミュージアムの一角にも比較的整備された大きな群落を鑑賞できるところがあります。
 例年いなく早く咲き始めたのですが、先日の低温で今がちょうど見ごろです。今日はそのスナップを何枚か取り上げました。