シダ植物の芽 2009年04月04日 | 自然観察日記 この時期杉林などのやや湿り気のある薄暗い林に見受けられる奇妙な芽。ここだけ見ていると違った世界にきたように錯覚します。シダ植物のサカゲイノデの芽で、くるくる巻かれた葉が収まっています。暖かくなるにつれ、これがほどけながら伸びていく姿がとても面白い。一度、葉の中ほどから外側にしなだれそれから真っ直ぐに展葉していきます。葉の軸が伸びるのが早く、強度が無いために上部の重さに耐えられなくしなだれるのでしょう。面白い習性ですね。