森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キッコウハグマ

2018年03月22日 | 自然観察日記
新潟の里山と共通する種を見つけると何故か嬉しい気がします。それでも葉の形がどことなく違っていますから新潟の個体と伊豆半島の個体は親戚であっても血縁が違うのでしょう。

キッコウハグマの花軸

2018年03月22日 | 自然観察日記
丘陵公園の里山の個体はまだ深い雪ノ下。花軸が残っていても厚い雪で押しつぶされていることでしょう。伊豆半島の個体はもちろんもう花はありませんが花が付いていた痕跡を残してしっかり立っています。ただ、薄暗い散策路の苔むした岩の上ですから気づく人は誰もいなことでしょう。

ヒメユズリハの幹

2018年03月22日 | 自然観察日記
ヒメユズリハの樹肌は滑らかというほどでもなく剥げるような樹皮もありません。エゾユズリハは低木で伏した樹形になります。ユズリハとヒメユズリハは立ち上がり高木になります。ちょうどユキツバキとヤブツバキとの関係によく似ています。前者は伏した樹形、後者は立木です。