サンショウ

踊り子の小道でとても目立ったのがサンショウ。葉はありませんが棘のある枝とごつごつした樹肌を持つ株があちこちにありました。

サンショウの樹肌

新潟の里山にもサンショウは自生しています。しかしこのような大木を見ることはほとんどありません。少なくとも私は経験がありません。成長するとコルク質が発達し凸凹になります。道の駅で売っていたすりこ木はこのようなものを切り出したものでしょう。

サンショウの果実

普通は果実は熟せばはじけて中から黒い種子が出てくるはずですが、どういうわけかこの個体は赤い果皮を残したまま乾燥状態になってしまったようです。

サンショウの棘と冬芽

サンショウは雌雄異株。冬芽は裸芽。若い枝に皮目がはっきりと出ています。