ヒメシャラを見た場所から少し行くとそれでもこの地域の植生に近そうな場所がありました。伊豆半島の海抜200ⅿ~300ⅿあたりの山麓部の植生景観(二次林)とみています。冬は林床が実にカラカラとしていて何の障害もなく歩き回ることができそうな景観です。新潟で見る常緑の低木で敷き詰められた林床に比べるとその違いが際立ちます。
シカ食害から守る対策なのでしょう若い樹にはこのようなネットで保護されたものが小道の両側には至る所に見られました。設置してかなり古くなっているものあり網が破けて至りあまり効果が無いようなものも散見されます。対策の難しさが伺われます。植生を破壊する最も大きな原因がシカという人も多くシカの駆除を真剣に考えないといけないようです。