森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ウラジロガシ

2018年03月28日 | 自然観察日記
県内にも点在するウラジロガシです。県内ではだいたい昔の海岸線に自生が見られますから暖帯の一つの目安になる樹木です。伊豆半島ではかなり内陸にも普通に見られそうですが、常緑樹の高木が至る所に自生していますから気づいたのはごくわずか。道の駅天城峠の昭和の森会館に隣接する庭園にまずまずの大木がありました。

ウラジロガシの樹肌

2018年03月28日 | 自然観察日記
伊豆半島の大木はどれも地衣類やシダ類が着生しています。特に浄蓮の滝の沢筋や川津川の谷筋は湿度が高いのでしょう、様々な着生植物を見ることができます。このウラジロガシは地衣類以外あまり見られません。やや日当たりのよい風通しの良い場所に生えていたもので着生するには少々条件が悪そうです。

イイギリの樹肌

2018年03月28日 | 自然観察日記
イイギリの樹があちこちにありました。秋の赤い実が素晴らしいので植栽したものも多いのでしょうが、多少ざらつく樹肌のせいか多くの着生植物が観られ興味深いものがありました。