青いフウロウソウはグンナイフウロウ。濃い青いフウロウソウは高山で見るタカネグンナイフウロウで、これは何度も見てきた種ですが薄い青色のフウロウソウは今回が初めて。グンナイフウロウという名を知っていても初めて出会うと大いに感激します。訪れた季節が良かったようです。大きな株があちこちに認められました。
アワブキの名前の由来は木を燃やすと泡が噴き出すからとか、白い花が泡のように見えるからとか言われます。先日、アワブキの枝をライターで加熱したことがありますがあまり泡がじくじくと出てくる感じではありませんでした。この花を見て花が泡になって見えるという方が当たっているのではと思いました。
ハクサンフウロとの違いは花序を観ると良いかもしれません。いわゆる散形花序というスタイルで咲いているのがグンナイフウロウです。ハクサンフウロは花茎はこんなに立たないですね。花が終わった後の果実は斜め下から上向きになっています。