森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

タムシバの葉

2019年09月01日 | 自然観察日記
コブシとの違いをよく質問されますが、葉の形でも見極められます。葉の最大幅が中央より先端側にあればコブシ、葉柄側にあればタムシバと説明すると多くの方が何かを得たような表情をしてくれます。

ツノハシバミの果実

2019年09月01日 | 自然観察日記
雪国の山野にはツノハシバミが多く自生しています。しかし、果実は他の種もそうですが沢山出来るときと少ない時があって、里山のツノハシバミを見ていると果実が多く観察されるのは数年に1度の頻度です。果実の外側に固く鋭い針状の毛があります。果実は美味しいのですがこの針状の毛が結構厄介で中の実を取り出すのに手こずります。

ウリノキ

2019年09月01日 | 自然観察日記
ウリノキです。日本全土に見られる共通種という位置づけです。こういう種もそう多くありません。全国的に見られるといっても生育は偏りがありどこにでも必ずあるというものもではありません。

タムシバの果実

2019年09月01日 | 自然観察日記
タムシバは日本海側の多雪地に多い亜高木から低木です。ニオイコブシともいわれます。また、葉をかむと独特な甘みを感じます。駒止湿原にもタムシバが普通に見られました。