ニホンハッカということもある野生のハッカです。裏磐梯のレンゲ沼周辺の湿地に小さな群落がありました。野生のハッカを観るのは初めてです。ハッカというとミントを連想しますが、ミントとは異なり全くの別種です。全国の山野の湿地にまれにみられるようです。
調べてみると日本各地でこのハッカを栽培しハッカ油を取っていたようです。江戸時代の後期に越後湯沢でも採油していた記録があるのだそうです。かなり以前から日本の文化になっていたようです。西欧のミントと共通の属ですが性質はおとなし目で雑草的なミントの繁殖力はないようです。