イワイチョウ

木道脇の岩石交じりの土のむき出しになったところにイワイチョウが頑張っていました。亜高山以上の寒冷な湿地環境に見られる種ですがユニークなところに生えています。周囲の土砂が流出してむき出しになったのでしょうか。少し離れた湿った場所にはイワイチョウがところどころ群生していました。

イワイチョウの花

少し離れたところから花だけみればミツガシワによく似た感じがします。しかし、近づけば細かな毛がないのでその差異は一目瞭種ミツガシワ科イワイチョウ属に分類されます。

イワイチョウの若い果実

果実は蒴果になります。

イワイチョウの葉

腎形をしている葉が大きな特徴です。ミツガシワは低地でも見られることがあるのですが、イワイチョウは高所の湿地に適応した種のようです。