ナツトウダイ

尾瀬の鳩待峠近くにナツトウダイが見られました。この種はあまり高所に自生するイメージを持っていませんでしたから少し驚きでした。よく調べてみると新潟県内では低地から1700ｍまでの採集記録があり、またそれも県東部に偏っていることが分かりました。魚沼地域から東側の尾瀬の鳩待ち峠は1600ｍほどですから十分生育していてもいい地域だとおもいました。

ナツトウダイの実

ナツトウダイといっても花は春に咲いて夏には果実になってしまいます。３つに膨れた独特の果実が面白いですね。

ナツトウダイの葉

他のトウダイグサ科の仲間にも見られますが、花序を作っていた苞葉と茎葉の形が異なります。